御坂黒岳は11月と12月に2回登り、静寂な雰囲気の中に威風堂々と聳える富士山に感動した。しかし、11月、12月の富士山は北面に殆ど陽が当たらないという難点がある。今回、初夏の日差しが山体全面にを照らす富士山を眺めるため、冠雪が充分残っている5月を選んだ。 御坂山からの富士山を眺めるため、御坂峠天下茶屋-御坂山-御坂黒岳-久保田一竹記念館のコースを歩く。御坂山山頂は展望がないが、御坂山と旧御坂峠間の間の鉄塔から富士山を眺めることができる。また、御坂黒岳-久保田一竹記念館間の1554mピーク付近に富士山展望地がある。 ■今回のコース 富士急行線河口湖駅-御坂峠天下茶屋-御坂山-旧御坂峠-御坂黒岳展望台-久保田一竹美術館バス-河口湖駅(16:29) 歩行時間4時間14分(休憩抜き) 河口湖駅から御坂峠天下茶屋行きのバスは4−11月の季節運行です。 久保田一竹美術館-河口湖までのバスは外人乗客が多く、道が混雑していたため、思った以上時間がかかった。 地図上の「御坂峠」は「旧御坂峠」とも言われます。 |
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■8:26 富士急行線三ツ峠〜寿間の車窓から。う〜ん、雲が多い。 ■8:53 富士急行線河口湖駅横の喫煙場所から。山頂付近の雲が殆どなくなりました。 ■9:00 天下茶屋行きのバス発車。満員。大半は三ツ峠登山口で降りて、終点までは20名ほど。 ■9:39 天下茶屋到着。木の柱には「御坂峠 天下茶屋」。トンネルは御坂隧道。5月の木々の緑が鮮やか。 ■9:42 天下茶屋前の道路からの富士山 ■9:43 天下茶屋前の道路からの富士山。 富士山の景観としては、数少ない「菱形富士」として有名です。富士山の三角形と、山間にある河口湖の三角形が造る菱形です。この下側の三角形は「逆さ富士」、「隠し富士」とも言われます。 ■9:58 石碑からの富士山。 ■10:06 石楠花 ■10:18 尾根に上がったところの表示板。左が旧御坂峠右が清八山。 ■10:18 御坂山に向けて新緑に囲まれた道を進みます。 ■10:26 樹木の間から富士山と河口湖が見えます。ここもなかなか良い富士山展望地です。 ■10:45 時折、樹木の間から富士山 ■10:58 天下茶屋から一時間ほどで御坂山山頂に到着。山頂は樹木に囲まれて展望がありません。 ■11:51 ツクバキンモンソウ(筑波金紋草) ■12:49 御坂黒岳の富士山展望台か ■13:49 今回は新道峠には行かないので、展望台から山頂に戻らないで久保田一 ■14:26 1554ピークの富士山展望地Bから、左の天上山がに富士山に向かってせり出している感じです。 ■14:26 1554ピークの富士山展望地からの ■14:41 樹木の間から富士 ■14:55 とても急な道を下ります。さすがに長く続く下り坂に ■15:21 新緑とミツバツツジが美しい。展望地からの富士山 ■15:36 「至 広瀬」の表示板。下り道の多くの場所に出てきます。久保田一竹記念館があるところの地名が「広瀬」か。 ![]() ■15:41 舗装道路に出ました。 ![]() ■15:41 左が久保田一竹美術館。久保田一竹は、独自の技法による染色芸術「一竹辻が花」を完成しました。一竹のライフワーク「光響」の連作をはじめ、富士をテーマにした作品群が展示されています。バス停はこの先です。 ![]() ■15:47 久保田一竹美術館からレトロバスで河口湖へ。 ■16:29 河口湖駅到着。順調に進むと25分ほどで着くのですが、道が混雑しており、乗客が外人が多いためその対応に時間がかかり、42分かかりました。休日の河口湖のバスは時間通りに走りません。以前、本栖湖近くで、2時間遅れのバスに乗ったこともあります。 END |