　不老山のサンショウバラ - 富士山と野の花眺めて山歩き

サンショウバラ

サンショウバラ（山椒薔薇、学名：Rosa hirtula）は、バラ科バラ属の落葉小高木。別名、ハコネバラ（箱根薔薇）ともいう。和名の由来は、葉がサンショウ（山椒）の葉に似ているため。

日本固有種。本州の神奈川県、山梨県および静岡県にまたがる富士箱根地区に分布し、山地に生育する。山梨県山中湖村の「村の花」、神奈川県箱根町の「町の花」になっている。（サンショウバラ - Wikipediaより）

開花してからだんだん色が薄くなる。そして、花は２日ももたずに散っていく。

サンショウバラの葉ととげのある果実　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山椒の葉　　　　　　　　　　　　　　

不老山のサンショウバラ観賞コース

不老山のサンショウバラ鑑賞スポットは、①サンショウバラの丘　②世附峠　③不老山山頂　④林道番ヶ平（数本）です。

2015年において、世附峠から丹沢湖に下る道、小山駿河駅に下りる道は通行止めになっている。

「明神峠行き」のバスは2015/4/25(土)～11/29(日)の間の土・日・祝日のみ朝8：45発の一回だけ運行し、明神峠から駿河小山駅へのバスは有りません。
　　*2023年のバス運行はハイキングバス｜富士急モビリティ (fujikyumobility.com)

そのため、明神峠行きのバスに乗り峰坂峠-サンショウバラの丘-世附峠-不老山山頂に進み、駿河小山駅に下るか、向河原に下ることになる。向河原に下る道も相当荒れているようである。

サンショウバラの開花は5月下旬から6月上旬あたりですが、下表に示すようにその年により変動します。また、サンショウバラの丘の方が不老山山頂に比べ1週間ほど早いようです。土、日に行くことになるため、サンショウバラの咲き具合を、ネットで調べて登山日を決めることが必要です。

サンショウバラ鑑賞の山歩き　　これら4回の山歩きを記載します。

年月日	コース	サンショウバラの咲き具合		富士山　展望	その他
年月日	コース	サンショウバラの丘世附峠	不老山～林道番ヶ平	富士山　展望	その他
2008年6月1日	向河原～林道番ヶ平～不老山～世附峠～峰坂峠～駿河小山駅	満開	蕾かたく開花なし	無し	棚沢キャンプ場～不老山ウツギが咲いています
2011年6月5日	明神峠～世附峠～サンショウバラの丘～不老山～林道番ヶ平～棚沢ｷｬﾝﾌﾟ場	5割ほど開花	蕾かたく開花なし	無し	不老山山頂～棚沢キャンプ場ウツギが咲いています
2013年6月9日	明神峠～世附峠～サンショウバラの丘～不老山～林道番ヶ平～棚沢ｷｬﾝﾌﾟ場	わずかに咲き残り	満開	無し	湯船山ﾔﾏﾂﾂｼﾞがあちこちに咲いている
2016年6月26日	明神峠～世附峠～サンショウバラの丘～不老山～生土山分岐～駿河小山駅	完全に無し	-	裾野と山頂一部	ギンリョウソウのみ