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2.ミヤマハナゴケの生態
![]() (1)富士山中腹で、ミヤマハナゴケに出会った年月日と場所と形態
みずみずしく、新鮮さがあて球状の塊が重なり合って群生するミヤコハナゴケに出会ったのは、意外にも2015年10月18日御中道お庭付近で、その他は異なる品種の様に形態が異なっていた。。
(2)球状の塊が重なり合って群生するミヤマハナゴケ、が御中道で見られる時期は。 私が歩いた①、②、③の2015年10月18日に、御中道お庭付近で 球状の塊が重なり合って群生するミヤマハナゴケがみられたが、⑤2015年7月27日、⑥2014年9月10日では球状の塊が重なり合って群生するミヤマハナゴケがみられなかった。 しかし、御中道でミヤマハナゴケが生えているサイトを調べると、7月から10月までの御中道で球状の塊が重なり合って群生するミヤマハナゴケが生えていました。 Wikipediaの日本版には「ミヤマハナゴケ」の項目はないが、Wikipediaの英語版に 「Cladonia stellari」(「クラドニアステラリス=ミヤマハナゴケ」)の項目、解説がある。そこに次の記述があります。 「他のほとんどの地衣類と同様に、Cladonia stellarisはゆっくりと成長し、良好な条件下で年間平均0.5cm未満です。」 これによると、ミヤマハナゴケは毎年成長していく生物のようです。花のような形態から、冬に枯れて雪解けとともに、新たに芽を出して成長すると安易に思い、キノコのように年度により沢山生えるあたり年があるかと思っていましたが、違うようです。冬でも雪の下で枯れず小さくなることなく、同じ形状で生きているのでしょうか。 このような生態だと、同じ場所に、同じ姿で昨年より成長したミヤマハナゴケに会うことができます。昨年は球状の塊だったが、今年は平坦なミヤマハナゴケということもない。私が⑤2015年7月27日、⑥2014年9月10日にみた球状でないミヤマハナゴケは、①②③の球状のミヤマハナゴケとは異なるようです。 5月29日からミヤマハナゴケが生えている報告のサイトもある。まばらであるが、もう少しで球状になりそうなミヤマハナゴケが生えている。5月でも、球状の塊があるミヤマハナゴケの群生が見られるかもしれません。
(3)奥庭で球状の塊が重なり合って群生するミヤマハナゴケが見られるか。 奥庭でも、以下のサイトに示すように球状の塊が重なり合って群生するミヤマハナゴケが生えています。 2018年11月23日奥庭のどのへんかはわかりませんが、見事な球状のミヤマハナゴケの群生がありました。
「球状の塊が重なり合って群生」に近い状態のミヤマハナゴケがありました。
三合目から奥庭荘へ行く道で球状のミヤマハナゴケの群生がありました。
(4)宝永火口-三辻-二ツ塚で球状の塊が重なり合って群生するミヤマハナゴケが見られるか。
群生するミヤコハナゴケはありますが、球状の塊が重なり合って群生するミヤマハナゴケはまだ見ていません。
(5)富士山中腹以外で生えているミヤマハナゴケ 日本地衣学会のサイトに次の記述があり、ミヤマハナゴケの主な生息地は本州中部および北部,北海道の高山ですが、四国でも生えています。 「日本の高山を代表する地上生樹状地衣,本州中部および北部,北海道の高山に多い.四国からも記録がある.」 サイト「サイエンスミュージアムネット」の「自然史標本情報-Cladonia stellaris (Opiz) Pouzar & Vezda-ミヤマハナゴケ(鹿児島)」 では、鹿児島県姶良郡霧島町霧島山新燃岳で生えていたミヤマハナゴケの標本が出てます。 以下に示すように、多くの場所でミヤマハナゴケも生息が報告されています。
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