「三窪高原は、奥秩父から大菩薩連嶺を結ぶ尾根の途上にあり、6月にはレンゲツツジやズミなどの花が咲き誇る。なかでも、ハンゼノ頭はレンゲツツジに囲まれ、富士山をはじめ大菩薩連嶺、南アルプスなどが望める人気の場所だ。」との解説書に従い、6月10日に出発。


■登山コースと時間(休憩含まず)

・柳沢峠〜ハンゼノ頭 50分

・ハンゼノ頭〜電波塔 16分 

・標高差215m つつじを眺めて高原散歩



コース
時刻
小田急線長後駅
5:35
JR中央本線塩山駅
 (バス:800円)
7:48
8:30
柳沢峠
 1472m
9:20
9:33
柳沢ノ頭
 1671m
10:05
10:15
ハンゼノ頭(展望台)
 1686m
10:33
10:51
電波塔
 
11:05
板橋峠方面へ進み、
ここから引き返す
11:50 
丸太のベンチ(昼飯)
 
11:20
13:12
電波塔
 
13:23
鈴庫山分岐
13:49
柳沢峠
 
14:44
15:40
JR中央本線塩山駅
16:35
17:05
小田急線長後駅
19:20



三窪高原の山歩き記 2017.06.10(土)




■5:35 小田急線長後駅発


■7:48-8:30 JR中央本線塩山駅着-バスで柳沢峠







■9:32 柳沢峠到着。温度19℃。トイレがあります。



柳沢峠のトイレ




■9:32 駐車場



柳沢峠の駐車場




■9:33 案内板。柳沢の頭へ向けて出発。



柳沢峠の案内板




■9:51 ヤマツツジが咲いています。



柳沢峠のヤマツツジ




■10:02 山道を進みます



柳沢峠からの山道




■10:03 右側が三窪高原の表示板。



三窪高原の表示板




■10:05 柳沢ノ頭に到着。柳沢峠から32分。



柳沢ノ頭




■10:06 柳沢ノ頭からの富士山。富士山は画面左側にある御坂山地の御坂黒岳の上にいます。右側には甲府盆地。6月の湿気の多い空気のため、富士山は霞んでいます。
ヤマツツジと富士山ですが、ヤマツツジ開花時の6月に、鮮明な富士山に出会うのは相当難しいので、これで満足します。


柳沢ノ頭からの富士山




■10:06 上の写真は写真はPENTAX Q7の自動設定で写したが、肉眼ではもう少しはっきりと見えていました。そこで、画像処理で富士山の部分をより鮮明にしました。そのため、実際より、画面全体が少し暗くなっています。吉田大沢が右上から左下に流れる端正な富士山で、すそ野も充分見えています。



画像処理で富士山の部分をより鮮明に





富士山からの方位が同じ7度の棚横手山からの富士山。 2016.11.4 10:21


<font size="+0">棚横手山山頂からの富士山。吉田大沢が右上から左下に流れる、端正で、秀麗な富士山です。






■10:15 ハンゼノ頭(展望台)に向けて、ヤマツツジに囲まれた道を進みます。



ヤマツツジに囲まれた道を進む




■10:12 ヤマツツジ、今が満開のようです。



ヤマツツジ、今が満開




■10:12 ヤマツツジ、形、色とも鮮やかです。



ヤマツツジ、形、色とも鮮やか




■10:23 緑も鮮やかです



緑も鮮やか




■10:24 上空の緑が鮮やかです



上空の緑が鮮やか




■10:25 山道を進みます。



山道を進みます




■10:28 ヤマツツジ



三窪高原のヤマツツジ




10:29 金網で囲まれた中にレンゲツツジが咲いてました。




金網で囲まれた中にレンゲツツジ




■10:31 金網の中のレンゲツツジ。



三窪高原のレンゲツツジ




三窪高原のレンゲツツジの拡大




■10:32 ズミも咲いています。花も蕾も爽やかで愛らしい

ズミ(酸実、桷、学名:Malus toringo)は、バラ科リンゴ属の1種である。リンゴに近縁な野生種である。 語源は、染料となることから染み(そみ)、あるいは、実が酸っぱいことから酢実、とも。
カイドウ、リンゴ(いずれも同じリンゴ属)、ナシ(同科ナシ属)に似ることから、ヒメカイドウ、ミツバカイドウ、ミヤマカイドウ、コリンゴ、コナシ、サナシなどとも。ただし、サナシは地方によっては別の種(ヤマナシなど)を意味することもある。棠梨という表記もある。(ズミ - Wikipedia




三窪高原のズミ




■10:33 ハンゼノ頭到着。



ハンゼノ頭




10:35 ベンチの前に、山座同定の表示板。ゆったりとツツジと富士山と甲府の山をを眺めています。



三窪高原のハンゼノ頭




■10:33 ハンゼノ頭からの富士山がいる大展望。三窪高原で最も見晴らしの良い場所で、展望台の名がついてます。
ヤマツツジを前景に、甲府盆地が広がり、その左側に御坂山地があり、その上に富士山がおり、右側には南アルプスの山々が見えています。



ハンゼノ頭からの富士山がいる大展望




■10:37 ヤマツツジが咲いているので、ツツジにあわせて、いろんな所から富士山を眺めています。



ツツジにあわせて、いろんな所から富士山




■10:36 富士山を中心において、御坂山地と、甲府盆地。



富士山を中心において、御坂山地と、甲府盆地




■10:36 富士山と御坂山地と甲府盆地。壁紙用(1920*1200)








■10:44 6月の富士山は、沢の残雪が筋状になっており、趣があります。



6月の富士山は、沢の残雪が筋状




■10:50 山座同定の表示板。御坂山地が左から三ツ峠山、(御坂)黒岳、節刀ヶ岳、王岳、三方分山と続き、富士山は御坂黒岳の上にいます。これらの右に南アルプスが続きますが省略。ベンチに座り、これを見ながら、実際に眺めている山々の同定をします。



ハンゼノ頭の山座同定の表示板




■10:50 ハンゼノ頭の行き先表示板と三窪のレンゲツツジの説明板。



ハンゼノ頭の行き先表示板と三窪のレンゲツツジの説明板




■10:50 「三窪高原には、県下における有数なレンゲツツジの群落が広範囲に分布してます。・・・・・」とありますが、相棒さんの判断では、ハンゼノ頭付近のツツジはヤマツツジのようです。又今まで見てきたツツジも、この先で見られるツツジもヤマツツジのようです。レンゲツツジは金網で囲まれた所にしか、咲いていないようです。



三窪のレンゲツツジの説明板




■10:52 ハンゼノ頭から出発。ズミの花が咲いてます。



ハンゼノ頭のズミ






ハンゼノ頭のズミ





■10:54 ヤマツツジとミツバツツジ赤紫のミツバツツジもきれいです。



三窪高原のヤマツツジとミツバツツジ





三窪高原のヤマツツジとミツバツツジ




■11:02 地図などに「電波塔」と書いてきましたが、「NTTの無線中継所」ですので、ここの行き先表示板は「無線局」になっています。



NTTの無線中継所への行き先表示板




■11:07 NTTの無線中継所に着きました。




NTTの無線中継所




■11:18 NTTの無線中継所から、板橋峠のほうに進みます。富士山が見えました。



富士山が見えました




■11:28  途中、風が弱く、見晴らしの良い、丸太のベンチのある所があり、昼飯の場所と決める。板橋峠の方へ、散策目的で進む。



丸太のベンチのある所




■11:30 ヤマツツジが見事なところ。


ヤマツツジが見事なところ。




■11:32 今回の三窪高原で最も鮮やかなヤマツツジです。



三窪高原で最も鮮やかなヤマツツジ





■11:33 フデリンドウ。凛とした美しさ。リンドウは秋の花といわれるが、フデリンドウは春に咲くリンドウ

フデリンドウ(筆竜胆、学名:Gentiana zollingeri )は、リンドウ科リンドウ属に分類される越年草の1種
高さは5〜10cmくらいになる。葉は対生し、形は広卵形で全縁、質はやや厚め。 ハルリンドウにはある根生葉はない。花期は4〜5月で、漏斗状の青紫色の花を、茎の上部に1〜10数個、上向きにつける。花は日があたっている時だけ開き、曇天、雨天時は、筆先の形をした蕾状態になって閉じている。 (フデリンドウ - Wikipedia



フデリンドウ。凛とした美しさ。




■11:34 ヤマツツジが整列。



ヤマツツジが整列




■11:34 ヤマツツジのトンネル道。



ヤマツツジのトンネル道




■11:39 金網の中にレンゲツツジ



金網の中にレンゲツツジ



金網の中にレンゲツツジ




■11:47 下り坂を進む。


下り坂を進む



■11:49 山道を進む。



山道を進む




■11:50 リング状の道になっている所です。この先端まで行って、NTTの無線中継所のほうに引き返します。



リング状の道になっている所



■11:52 同じ道でも進む方向が違うと印象が異なります、緑が鮮やかです。



緑が鮮やか




■12:02 丸太のベンチに戻り昼飯。



丸太のベンチに戻り昼飯







   おにぎりの時間 12:03-13:05    


 三窪高原のツツジを眺めながら、おにぎりを食べ、珈琲を飲む贅沢な昼食時間です。









三窪高原のレンゲスミレ



案内文と実情

三窪高原は「山」がつかないためか、富士山が見える山の案内書には殆ど登場しない所ですが、「平成富岳百景」(工藤隆雄著 東京新聞出版局 2006.2刊)に次のように紹介されています。

「三窪高原は、奥秩父から大菩薩連嶺を結ぶ尾根の途上にあり、6月にはレンゲツツジやズミなどの花が咲き誇る。なかでも、ハンゼノ頭はレンゲツツジに囲まれ、富士山をはじめ大菩薩連嶺、南アルプスなどが望める人気の場所だ。」

そのハンゼノ頭の看板には次のように「三窪高原には、県下における有数なレンゲツツジの群生が広範囲に分布してます。」と書いてあります。



ハンゼノ頭の看板



今回は「富士山の見える高原を歩くよ」との相棒さんの指示に従い、ネットなどの情報収集を行わなかった。また、当方は野の花の知識は殆ど無く、咲いてる花を見るたびに相棒さんに教えてもらう。しかし、今回は上記2件の情報があるので「ハンゼノ頭のレンゲツツジは見事だね」と相棒さんにいうと、なんと相棒さんの返答は「ここのツツジはレンゲツツジではない、すべてヤマツツジです。これまで見てきたツツジもヤマツツジ。レンゲツツジは金網の中のツツジだけです」




家に帰り、ネットで「レンゲツツジ被害」を調べて納得しました。

三窪高原のレンゲツツジは近年群生が減少し、2007年にはツツジ祭りは中止になりました。現在でも、レンゲツツジは殆ど壊滅状態のようで、保護されている金網の中でしか見れない状況と思います。
しかし、いまだに「レンゲツツジが咲く三窪高原」と観光案内をしているサイトもあります。レンゲツツジは無くともヤマツツジはすばらしいので、それらの正確な情報を掲載すべきと思います。


ハンゼノ頭のレンゲツツジの案内板は、10年ほど三窪高原にはレンゲツツジの群生が分布しているとかいています。この看板の管理者である「山梨県」は、看板の内容を変更すべきです。



又この看板の記載文がわからない。

「レンゲツツジは、朱赤色で径6cmほどの大きな花が枝先に数個集まって咲く落葉低木です。花色は、濃紅色のものから黄赤色にいたるまで、株によっていろいろであり、日本の特産種で温帯に発達した二次植生の典型といわれています。」

植物に関して素人の私は、「植生」がどういうものか知らない。

植生(しょくせい)とは、地球上の陸地において、ある場所に生育している植物の集団である。(植生 - Wikipedia

では、二次植生とは

植生が発達していくと、やがてこれ以上景観や種組成が変化しない植生となって安定する。このような植生を極相植生 という。自然植生に近い概念である。
極相植生が何らかの原因によって破壊された後に再生した植生を二次植生という。身近な自然のほとんどは人類の活動によって利用されてきた二次植生である。二次植生も遷移し、長い年月が経過すると極相に到達することになる。
極相植生が何らかの,到達することになる。

では三窪高原のレンゲツツジが何故「二次植生の典型」なのか、その記載が無い。ハンゼノ頭で看板を読んで納得する人はほとんどいないと思います。




・レンゲツツジとヤマツツジとミツバツツジ

レンゲツツジとヤマツツジはとても似ていますが、よく見ると花の形が違います。

レンゲツツジの名は、枝先に輪をなすようにつく花の様子が蓮華に似ていることから名付けられました。
レンゲツツジの花は細く先が尖っているのに対し、ヤマツツジの花の方は丸みがあります。


ミツバツツジの花は、赤紫で色で識別できます。





三窪高原鉄網内のレンゲツツジ


三窪高原鉄網内のレンゲツツジ 10:30






レンゲツツジの名前の由来となったハスの花、別名蓮華
ハス - Wikipediaより引用




三窪高原鉄網内のヤマツツジ


三窪高原のヤマツツジ 10:12





三窪高原鉄網内のミツバツツジ


三窪高原のミツバツツジ 10:54

ミツバツツジ類は、4-5月頃に咲く紅紫色の花が美しい。花が終わってから葉が出てくる。
枝先に三枚の葉がつくことからこの名がついた





レンゲツツジ(蓮華躑躅、Rhododendron molle subsp. japonicum)はツツジ科ツツジ属の落葉低木で有毒植物。

全木にジテルペンのグラヤノトキシン( grayanotoxin )、ロドジャポニン( rhodjaponine )などの痙攣毒を含み、呼吸停止を引き起こすこともある。牛や馬にとっても有毒なため(ウマツツジ、ベコツツジの別名はこれらの動物に害を与える事から)食べ残すので、レンゲツツジの群生地になっている牧場も多い。花には蜜があり子供が吸う場合があるが、摂取させるのは非常に危険である。トルコ産蜂蜜での中毒例が報告されている。このため、日本の養蜂業者はレンゲツツジが自生している所では蜂蜜を採集しないか開花期を避けるなどしている。(Wikipedia)


動物も敬遠
・・・レンゲツツジには、呼吸停止を引き起こす有毒成分が含まれている。高原の牧場に牛や馬を放牧しても、家畜は敬遠して食べずに残っている。だから、牧場にはレンゲツツジの群落がどんどん広がり、観光の目玉になっている所もある。急増しているニホンジカも食べないらしい。長野県内では、鬼のように恐ろしいツツジの意味で「鬼ツツジ」と呼んでいる。 


ヤマツツジ(山躑躅、学名:Rhododendron kaempferi)はツツジ科ツツジ属の半落葉低木。

名前の由来・・・山で見られるツツジであることから、山躑躅と書く
食用・・・花をかむと、さわやかな酸っぱさが口に広がる。花から花冠を抜き取って、花の姿のまま、サラダにして食べたり、チャーハン、ピラフ、コンソメ風スープなどに散らして風流を味わう
 

【ツツジの語源・由来】

語源には、「ツヅキサキギ(続き咲き木)」の意味。つぼみの形が女性の乳頭に似ていることから、「タルルチチ(垂乳)」の略転。
「ツヅリシゲル(綴り茂る)」の意味や、朝鮮語でツツジの仲間を広く指す、「tchyok-tchyok」「tchol-tchuk」の転訛など多くの説がある。
漢字の「躑躅」は漢名からで、「てきちょく」とも読む。「躑躅(てきちょく)」には「行っては止まる」「躊躇」という意味があり、見る人の足を引き止める美しさから、この漢字が使われたといわれる。
本来は「羊躑躅」で、葉を食べたヒツジが躑躅して死ぬことからという説もある。


三窪高原のレンゲツツジ減少の原因


次に示すように三窪高原レンゲツツジの現象は、食害のようです。

2008年07月17日(木)
三窪高原のツツジ シカの食害拡大群生地調査 すべての株に被害確認
 この日の調査は協議会メンバーのほか有識者や県、環境省の担当者約20人で実施。標高1600メートルにある4カ所の群生地計30ヘクタールのうち、最も北側に位置する群生地で植生を調べた。その結果、レンゲツツジ1654株が確認され、うち763株が根が食べられ枯死していた。残る891株が枝先を食い荒らされるなどして、葉や幹の生育が衰弱していた。
 すべての株に食害が確認されたことで、これまで確認済みの被害と合わせて、高原全体で少なくとも5000株の被害が想定されるという。




しかし、レンゲツツジは、毒性があり、「牛や馬にとっても有毒なため各地にレンゲツツジの群生地ができた、またニホンシカも食べないだろう」と、書かれている。

その毒性の持つレンゲツツジが、三窪高原では鹿に食べられているようです。
三窪高原だけでなく、甘利山などでも鹿によるレンゲツツジの食害があるようですが、三窪高原のように壊滅的状況ではないようです。

三窪高原の鹿が、レンゲツツジの毒に耐性をもつようになり、レンゲツツジを食べている。しかし、毒の無いヤマツツジは、鹿に食べられていない。

この実情に対する明快な説明は、いまだ出ていないようです。









鈴庫山からの富士山



昼飯後の行動になりますが、鈴庫山には行きませんでした。これまで鈴庫山と富士山が並んだ記載を見たことが無く、山歩き前の情報収集が殆ど無かったため、何故か鈴庫山からは富士山が見えないと思い込んでしまった。

鈴庫山で富士山がいる大展望が見られます。ハンゼノ頭か、それ以上の大展望が見られます。今回の反省点・・・山歩き前には、しっかり情報収集。


  鈴庫山・倉掛山・白沢峠_2021.04.19 | 横手の休日2





■13:11 おにぎりを食べて出発。三窪高原の千手観音のような樹木




三窪高原の千手観音のような樹木






■13:23 NTTの無線中継所に戻りました。



NTTの無線中継所




■13:26 ハンゼノ頭に戻らず、鈴庫山方面に進みます。



鈴庫山方面への道




■13:35 フモトスミレ

フモトスミレ(麓菫、学名:Viola sieboldii Maxim.])は、スミレ科スミレ属に分類される小形の多年草の1種。学名の種小名(sieboldii)は、ドイツ人のシーボルトに由来する(シーボルトが長崎で採取した標本を持ち帰った)。和名は、山の麓などに生育することが多いことに由来する
「スミレ」の名はその花の形状が墨入れ(墨壺)を思わせることによる、という説を牧野富太郎が唱え、牧野の著名さもあって広く一般に流布しているが、定説とは言えない。(Wikipedia)



フモトスミレ




■13:40 高原の道を進みます



三窪高原の道




■13:57 鈴庫山への分岐点。今回は鈴庫山には行かないで、展望台方面に進み、柳沢口へ行きます。

このときは知りませんでしたが、鈴庫山では立派な富士山が見られます。行くべきでした。



分岐



14:05  柳沢峠、柳沢ノ頭、ハンゼノ頭の分岐に来ました。林道国道411号を経て柳沢峠のほうへ進みます。



柳沢峠、柳沢ノ頭、ハンゼノ頭の分岐




■14:05 分岐のところに、金網に囲まれ保護されているレンゲスミレが咲いていました。

鮮やかなツツジで、これが群生していたときは見事だったと思います。又高原中に咲き誇る日が来ることを期待します。




金網に囲まれ保護されているレンゲスミレ



金網に囲まれ保護されているレンゲスミレ




金網に囲まれ保護されているレンゲスミレ




14:22 ヒガラのお尻。今回の野鳥撮影の成果は、ヒガラのお尻だけ。相棒さんはお尻だけでもと喜んでいます。当方が、富士山の山頂の一部が見えたと喜ぶのと似たようなものでしょうか。

ヒガラ(日雀)は、スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属に分類される鳥類の一種。
全長は約11 cm、翼開長が約17 cmで、全長約14 cmのスズメや約13 cmのコガラよりも小さく、日本のカラ類の中では最小の種。上面は青味がかった灰色や黒褐色、下面は淡褐色の羽毛で覆われる。頭頂は黒い羽毛で被われ、羽毛が伸長する短い冠羽がある。頬から後頸にかけて白い斑紋が入るが、喉から胸部にかけて黒い斑紋に分断され胸部の明色部とは繋がらない。翼の色彩は灰黒色。と中雨覆の先端(羽先)に白い斑紋が入り、静止時には2本ずつの白い筋模様(翼帯)に見える(シジュウカラの白い翼帯は1本)。(Wikipedia)



三窪高原のヒガラのお尻




三窪高原のヒガラのお尻



14:29 柳沢口へ進む。


柳沢口へ進む





14:36 舗装道路に出ました。



舗装道路




14:39 笠取林道ですが、通行止めです。
近くの川沿いの低地に野鳥の撮影ポイントがあり、カメラをセットしている人たちがいた。



笠取林道ですが、通行止め



 バスの待ち時間で、その人たちから聞いた。コマドリを撮影するため、バスに乗って柳沢峠にきたそうである。いろんな趣味の人がいる。
 
バスに乗って柳沢峠に来たくなる鳥です。






   コマドリ Wikipedia より



14:40 柳沢口に来ました。ハイキングコース「ブナのみち」があります。30分ぐらいで戻ってこれるコースもあります。ここら辺も野鳥撮影スポットのようです。


柳沢口




14:44 柳沢峠に戻ってきました。正面に見える柳沢茶屋で珈琲を飲む。その横に富士山展望地があるが、今回は霞が強く見えなかった。



柳沢峠




■15:40 柳沢峠からバス出発







■16:35 塩山駅到着


■19:20 小田急線長後駅到着

END


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