清八山の山歩き記  2012年11月8日(木)


  

山里は紅葉の秋、山頂は晩秋。この時期の山登りは秋の推移を一日で体感できます。甲府盆地の街並みが見えるほど空気が澄んでおり、雪化粧7割ぐらいの鮮明な富士山を眺めてきました。



■造り岩、本社ヶ丸には行かないで、清八山を登った道を下りてきました。笹子駅-追分バス停はバス使用。2016年時点ではこのバス便はありません。(歩くと約20分)
・登り 追分バス停-清八山:2時間51分  ・下り:清八山-追分バス停:2時間1分 ・山頂滞在時間:1時間16分 

清八山登山コース
コース 時間
小田急江ノ島線
長後駅

 5:18
JR中央本線
笹子駅
7:39
追分バス停
 620m
7:42
7:46
変電所(橋)
 880m
8:30
8:41
登山口ポスト
 980m
9:57
見晴らしベンチ
 1300m
9:37
9:49
清八峠
 1580m
10:27
清八山
 1593m
10:35
11:51
見晴らしベンチ 12:21
変電所橋) 13:09
13:11
追分バス停 13:52
14:08
笹子駅 14:12
14:35
小田急江ノ島線
長後駅
16:53
 


清八山と富士山(九鬼山天狗岩から)







清八山の山歩き記   2012年11月8日(木)




■5:18  小田急江ノ島線長後駅


■7:39  JR中央本線笹子駅からバス。(2015年にはこの時刻のバスがなくなっています。追分バス停まで歩くことになります)







■7:42 追分バス停到着。バス通りを少し歩いて左に曲がり、この道を進みます。




追分バス停からすし進んだ曲がり角




■8:26 変電所到着。門の前のドウダンツツジが見事です。日陰でもこの赤さです。



変電所前の真紅のドウダンツツジ




■8:29 奥野沢川の橋を渡ったところで休憩。



奥野沢川の橋




■8:57 登山口ポスト到着


■9:07 紅葉が美しい




登山口ポスト付近の山の紅葉




■9:13 紅葉を眺めながら登ります



登山道のl紅葉




■9:30 黄色と赤が交互に出てきます。



登山道のl紅葉




■9:37-9:49 見はらしベンチで休憩



見晴らしベンチ




■10:22 標高1300mを越えると枯れ木に囲まれます。晩秋の山道を進みます。



枯れ木に囲まれた登山道




■10:23 少し残っている紅葉



少し残っている紅葉




■10:27 清八峠到着。「至る御巣鷹山50分・三ツ峠山160分」の方向に進みます。8分ほどで清八山に到着します



清八峠




■10:33 空が青い。



青い空




■10:35 清八山到着。

低木に囲まれた細い道を抜けると、前方の視界が開け、富士山がいる見事な景観が現れます。三ツ峠山と御坂黒岳の間に富士山がいます。御坂黒岳の右側には南アルプス。



清八山からの富士山





■10:36 清八山からの富士山。富士山の右すそ野は寄生火山の凸部が続きます。その終わりの大室山の手前に足和田山、後ろは毛無山、天子山地。一幅の絵のような景観です。



清八山からの富士山





■10:37 清八山からの富士山
2012年の富士山の初冠雪は9月12日で、例年に比べ早い。11月8日のこの日には7合目あたりまで冠雪がある。しかし、富士山は「まだ雪化粧の途中です。もう少しで仕上がりますので、そんなにじっくり眺めないでください。」と思っているようです。しかし、この状態でも充分美しい。




清八山からの富士山






    ランチタイム 10:40-11:26   




山頂の左側の岩場に、清八山のシンボルツリーともいえる二本の松が伸びています。
この前で、富士山を眺めながらおにぎりを食べ、珈琲を飲みます。
静寂な山頂での贅沢なランチタイムです。まだ11時前ですが、朝食は6:20でしたのでお腹は充分すいている。






清八山山頂の二本の松





ゆったり朝食を食べた後、記念撮影。後ろに富士山がいるが見えない。








二本の松の間から富士山。今回は満足する写真がなかったが、ここから眺める富士山が好きです。












■11:26 雲の状態が変化したので、山頂の木々をいれて富士山。他の場所では、富士山にかかる枝葉は邪魔になりそれらを除いて撮影するが、清八山では気にならない、かえって枝葉があるほうが趣があると思ってしまう。そんな不思議な雰囲気の山頂です。


清八山からの富士山




■11:26 清八山の富士山と紅葉した枝葉。


清八山からの富士山




■11:34 富士山の右側に御坂黒岳と釈迦ヶ岳。


富士山の右側に御坂黒岳と釈迦ヶ岳




■11:34 三角の山ベストテンに入る釈迦ヶ岳。甲府の山は富士山の前に御坂山地があるため、富士山の山頂部しか見えない山が多い。

釈迦ヶ岳は富士山の両側に延びるすそ野を眺められる高さにするため、自ら頭を叩いてこぶを造り、さらにその上にこぶを造っているうちに三角の山頂になったといわれています。・・・・・(虚言)


三角の山ベストテンに入る釈迦ヶ岳




〔三角の山頂になった成果は→釈迦ヶ岳からの富士山}



■11:37 御坂山地の後方のの甲府盆地とその拡大。

左側が鳳凰三山(薬師岳、観音岳、地蔵ヶ岳)、右の尖った山は駒ヶ岳。この日は空気が澄んでおり、その下側に広がる甲府盆地の街並みまで見えています。









清八山からの甲府盆地




■11:38 右奥が本社ヶ丸、左の端の凸部が造り岩か。



本社ヶ丸




■11:51 下山開始


■12:21 見晴らしベンチ


■12:27 見晴らしベンチあたりから紅葉に囲まれて下ります。




登山道の紅葉




■12:34 紅葉を眺めながらの下山



登山道の紅葉




■12:38 コアジサイの紅葉が鮮やか



コアジサイの紅葉




■12:40 紅葉のトンネルを進みます。



紅葉のトンネル




■12:41 ここから視界が開けます。ここの下に登山口ポスト。各季節で見事な景観が見られます。



登山口ポストのうえから




■12:42 紅葉真っ盛りの山



紅葉の山




■12:53 紅葉と緑の配色が面白い



紅葉と緑の配色




■13.12 奥野沢川横の紅葉


奥野沢川横の紅葉




■13:16 東京電力株式会社東山梨変電所前のドウダンツツジ。登る前に比べ、日が当たり、さらに明るく真紅になったドウダンツツジ。この季節、これを眺めるのが清八山、本社ヶ丸を登るときの楽しみの一つです。

ドウダンツツジ(灯台躑躅)は、ツツジ科ドウダンツツジ属の植物。「ドウダン」は、枝分かれしている様子が昔夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部と似通っており、その「トウダイ」から転じた。「結び灯台」は昔の室内照明灯で三本の棒を結び、足を開いて上に油皿を乗せたもの。
紅葉は寒冷な地で10月中旬から11月上旬頃、温暖な地で11月中旬から12月中旬頃であり、まっ赤に紅葉する。(ドウダンツツジ - Wikipedia



東京電力株式会社東山梨変電所前のドウダンツツジ





東京電力株式会社東山梨変電所前のドウダンツツジ




■14:08 追分バス停からバス







■14:12 笹子駅


END











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