檜洞丸の山歩き記  2014年3月28日(日)



富士山とミツマタ眺めて山歩き


檜洞丸は丹沢山地最高峰の蛭ヶ岳から西に伸びる丹沢主稜にある標高1601mの山です。標高差は1060mで大山の950mより大きいが、塔ノ岳1200mより小さい。足腰鍛えるために大山、檜洞丸、塔ノ岳の順番で登ります。今回は、ミツマタの季節を選び、富士山展望とミツマタ鑑賞を狙います。


 


■参考コース&時間

 小田急線新松田駅から西丹沢自然教室までバスで80分程かかります。
早い時刻に富士山を見るには、ツツジ新道がよい。下りも早くバスに乗るためツツジ新道。


 登り:西丹沢自然教室-ゴーラ沢出合-石棚山分岐-檜洞丸山頂  3時間40分(休憩含む)
 下り:檜洞丸山頂-石棚山分岐-ゴーラ沢出合-西丹沢自然教室  2時間37分(休憩含む)
  ゴーラ沢出合からの登りはきつい坂道で、かなりの体力が必要です。


富士山と檜洞丸の地図





参考コース 時刻
小田急江ノ島線
長後駅
 5:59
小田急小田原線線
新松田駅
7:15

西丹沢自然教室
 540m
8:30
8:37
ゴーラ沢出合
 766m
9:24
9:34
展望園地
 1062m
10:24
10:34
頂上まで0.8kmベンチ
11:25
11:40
石棚山分岐
 1509m
11:57

檜洞丸
 1601m
12:17
12:40
石棚山分岐うえ
(昼食)
12:57
13:46
頂上まで0.8kmベンチ
13:58

展望園地 14:34
14:46
ゴーラ沢出合
15:26
15:36
西丹沢自然教室
 
16:17
16:25
小田急小田原線線
新松田駅
17:48

 小田急江ノ島線
長後駅
18:51
 




檜洞丸登山コースの標高図


ゴーラ沢出合からは急峻な登り坂が続きます。かなりの登山体力が必要です。


檜洞丸と富士山(蛭ヶ岳から) 蛭ヶ岳の前面で富士山と対峙してます。


富士山と檜洞丸(蛭ヶ岳から)の写真





檜洞丸と富士山(小丸付近から) 

檜洞丸と富士山(鍋割山から)の写真






檜洞丸の山歩き記   2014年3月28日 (日)






■5:59 小田急江ノ島線長後駅発。



■7:15 新松田駅からバス出発 。75分間バスに乗ってます。



新松田駅から西丹沢自然教室までバス75分




■8:30 西丹沢自然教室到着



■8:37 西丹沢自然教室出発 林道を進み、右側にある登山口からなだらかな登山道を進みます。歩いている時はフリース着ていると汗をかく。本日の最高温度は18℃でした。



■9:03 ミツマタの群生地があります。道の両側にミツマタが咲き誇っていました。


ミツマタ(三椏)は、冬になれば葉を落とす落葉性の低木であり、ジンチョウゲ科のミツマタ属に属する。ミツマタは、その枝が必ず三叉、すなわち三つに分かれる持ち前があるために「ミツマタ」と名付けられた。三枝、三又とも書く。中国中南部・ヒマラヤ地方が原産地とされる。3月から4月頃ごろにかけて、三つ叉(また)に分かれた枝の先に黄色い花を咲かせる。そのため、「ミツマタの花」は日本においては仲春(啓蟄〔3月6日頃〕から清明の前日〔4月4日頃〕まで)の季語とされている。皮は和紙や紙幣の原料として用いられる。(ウィキペディア)


檜洞丸ミツマタの群生地の写真




■9:04 なだらかで単調な道ですが、ミツマタを眺めながら歩くと爽快です。



檜洞丸ミツマタの群生地の写真



■9:05 ミツマタ満開です。山が新緑に色づく前に、鮮やかな黄色の花を見れるのはうれしい。



檜洞丸ミツマタの群生地の写真




■9:08 ミツマタの花は、下側を向いて咲きます。道より少し高い土手の側面にあるミツマタは、花を下側から眺めることになり都合が良い。



檜洞丸ミツマタの群生地の写真





ミツマタは和紙の原料として重要である。ミツマタが和紙の原料として登場するのは、16世紀(戦国時代)になってからであるとするのが一般的である。しかし、『万葉集』にも度々登場する良く知られたミツマタが、和紙の原料として使われなかったはずがないという説がある。

明治になって、政府はガンピを使い紙幣を作ることを試みた。ガンピの栽培が困難であるため、栽培が容易なミツマタを原料として研究。明治12年(1879年)、大蔵省印刷局(現・国立印刷局)抄紙部で苛性ソーダ煮熟法を活用することで、日本の紙幣に使用されるようになっている。しかし、生産地の過疎化や農家の高齢化、後継者不足により、2005年度以降は生産量が激減し、2016年の時点で使用量の約9割はネパールや中国から輸入されたものであった。国内では岡山県、徳島県、島根県の3県だけで生産されており、出荷もこの3県の農協に限定された。(ウィキペディア)



■9:24-9:34 西丹沢自然教室から47分で、ゴーラ沢の出合到着、10分間休憩。沢を渡ってから写しました。都合の良い石を選びその上を渡ります。沢の水量はいつもに比べて多いため、石選びにてこずりました。



檜洞丸ゴーラ沢の写真




■10:00 ゴーラ沢の出合から、かなり厳しい登り坂になります。15分ぐらいで、振返ると樹木の枝の後に富士山が見えてきました。枝が邪魔しすが、比較的に富士山が良く見えた一枚。


檜洞丸の富士山の写真






■10:24〜10:34 展望園地到着。富士山展望。



■10:24 展望園地からの富士山。枝が伸びてきたため、富士山を枝の間に入れるのが難しくなっている。展望園地の奥から写す。



檜洞丸展望園地からの富士山





■10:24 展望園地からの富士山。快晴ですが、富士山は宝永山の下側に灰色の霞が薄くかかっている。



檜洞丸展望園地からの富士山




■10:52 3月28日ですので残雪があります。きつい坂道を進みます。



残雪がある登山道




■11:25-11:40 展望園地から51分で、「頂上まで0.8km地点」 到着、小さな広場にベンチがあるので休憩。


檜洞丸、頂上まで0.8km地点の写真




■11:27 「頂上まで0.8km地点」 富士山は樹木の後に見えます。



檜洞丸0頂上まで0.8kmからの富士山の写真




■11:52 「頂上まで0.8地点」から12分後の地点。



「頂上まで0.8地点」から12分後の地点の階段




■11:53 石棚山分岐の4分手前。 階段を登り振返ると樹木の妨げがなく、富士山が見えています。

富士山の手前の山はかなり霞んでいますが、宝永山の右下が鉄砲木ノ頭、その右手に石割山、右端に御正体山か。
富士山展望を目的にする場合、「頂上まで0.8km地点」からは登りながら振返ることが必要です。この間はかなり厳しい登りですが、富士山が見えてくると足に力が湧いてきます。



檜洞丸、石棚山分岐の4分手前からの富士山





■11:57 石棚山分岐到着。休まず進みます。



檜洞丸石棚山分岐の写真




■12:02 石棚山分岐から5分地点からの富士山。残雪の山は石棚山コースにあるテシロノ頭。その左側に箱根の山。



檜洞丸石棚山分岐から5分地点の富士山





■12:02 石棚山分岐から5分地点からの富士山。春霞の富士山。



石棚山分岐から5分地点からの富士山





■12:04 木道を進みます。樹木の奥に檜洞丸山頂。



木道を進みます。樹木の奥に檜洞丸山頂。




■12:13 檜洞丸山頂まで4分の地点からの富士山。


檜洞丸山頂まで4分の地点からの富士山の写真




■12:13 檜洞丸山頂まで4分の地点からの富士山。拡大。



檜洞丸山頂まで4分の地点からの富士山。




■12:17 檜洞丸山頂到着


■12:18 檜洞丸山頂広場を左に、犬越路方面に進むと、山頂からの富士見ポイントがあります。しかし、樹木が視界を遮っています。



檜洞丸山頂広場の冨士見ポイント




檜洞丸山頂広場の冨士見ポイントからの富士山の写真




■12:19 ここから犬越路方面の登山道を下ります。



■12:23 山頂から100m、5分程で富士山展望地点に着きます。ベンチも置いてあります。ここが、檜洞丸の最良の富士山展望地点です。



檜洞丸犬越路の表記版




■12:23 山頂から100m、5分程で富士山展望地点左のほうに富士山がいます。



檜洞丸山頂から100m、5分程の富士山展望地点



■12:23 檜洞丸山頂から犬越路方面に100m下った地点からの富士山がいる大展望。

檜洞丸から続く大室山-加入道山-菰釣山-三国山の丹沢主稜の山を前景に富士山が聳えています。大室山の右手には大菩薩連嶺、雲取山などが続く雄大な景観です。




檜洞丸山頂から犬越路方面に100m下った地点からの富士山の写真


拡大画像&山座同定




■12:23 檜洞丸山頂から犬越路方面に100m下った地点からの富士山(1) 富士山の前には鉄砲木ノ頭、高指山。右側に御正体山。



檜洞丸山頂から犬越路方面に100m下った地点からの富士山







■12:23 檜洞丸山頂から犬越路方面に100m下った地点からの富士山(2) 壁紙用。富士山の前には鉄砲木ノ頭、高指山。





(1920*1200)



■12:23 檜洞丸山頂から犬越路方面に100m下った地点からの富士山(3) 富士山の中央下に山中湖が見えています。富士山から30q以上離れた丹沢山地から山中湖が見えるのは檜洞丸だけです。



檜洞丸山頂から犬越路方面に100m下った地点からの富士山








■12:33 犬越路-大室山コースの景観も良いので、しばらく眺めていました。



犬越路-大室山





丹沢山地



■12:39 頂上付近の残雪は深さ40cmほどあります。



残雪




■12:40 山頂広場です。ベンチが多くおかれています。



檜洞丸山頂広場




■12:40 頂上から右手に降りたところに、青ヶ岳山荘があり、その横手にトイレがあります。

トイレの後、富士山を眺めながら昼食をとるため、石棚山分岐から5分の地点の富士山ポイントまで下りていきます。。


■12:57-13:46 石棚山分岐から5分程の登った地点の富士見ポイントで昼食。 .    その後、登ってきた道を下ります。




13:03 13時を過ぎると富士山全体が霞みに包まれてきます


檜洞丸からの富士山、13時を過ぎると富士山全体が霞みに包まれます




■13:58 頂上まで0.8km地点まで下りてきました。




檜洞丸の頂上まで0.8km地点




■14:34-14:46 展望園地で休憩



■15:26-15:36 ゴーラ沢出合で休憩



ゴーラ沢出合で休憩




■15:51 ミツマタを眺めながら下りていきます


ミツマタを眺めながら下りていきます





ミツマタを眺めながら下りていきます




■16:17 西丹沢自然教室到着


16:25 バス出発。83分睡眠。



バス出発。83分睡眠。




■17:48 小田急線新松田駅到着


■18:51 小田急江ノ島線線長後駅駅到着

END


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