ミツバ岳・権現山の山歩き記  2014年4月1日(火)


  

丹沢湖北側に位置する835mの山。山頂付近一帯にミツマタの群生地があり、3月下旬から4月上旬に淡い黄色の花が咲き誇る。そのミツマタの花を前景にして富士山が見られます。昭文社2008年版の地図では登山ルートの記載がないため注目していなかったが、2014年版で登山道が有り、インタ-ネットで頂上のミツマタの群生地から富士山が見られると知り、ミツマタ開花の時期にあわせ出発。



富士山からの方向角:72度

富士山からの距離:26km

標高:835m

基点:小田急線新松田駅

■参考コース&時間:

浅瀬入口バス停-86分→ミツバ岳-53分→権現山

-37分→二本杉峠-51分→細川橋バス停



コース 時刻
小田急江ノ島線
長後駅

5:59
小田急線
新松田駅
7:06
7:15
浅瀬入口バス停
340m
8:06
8:22
滝壺橋・ミツバ岳登山口
8:49
ミツバ岳
835m
9:55
10:40
権現山
1019m
11:33
12:56
二本杉峠 13:33
13:40
細川橋バス停
350m
14:38
14:56
新松田駅 16:18
16:24
小田急江ノ島線
長後駅
17:24
 


ミツバ岳と富士山(大野山山頂から)

ミツバ岳と富士山




不老山と富士山(塔ノ岳から) 







ミツバ岳・権現山の山歩き記 2014.4.1(火)



■5:59 小田急江ノ島線長後駅発。


■7:06 小田急線新松田駅到着。


■7:15 西丹沢教室行きバス発車。






■8:06-8:22 浅瀬入口バス停到着-出発。


■8:30 丹沢橋の地図を見る。



丹沢湖




■8:49 滝壷橋のミツバ岳登山口。



滝壷橋のミツバ岳登山口




■8:57 登山口からミツバ岳へ。植林の中のジグザグの急坂を進みます



登山口からミツバ岳へ




■9:42 標高700mくらいからは自然林。



ミツバ岳登山道




■9:55 登山口から66分。山頂付近で、黄色で芳香のあるミツマタの花が咲いています。満開です。



山頂付近で黄色で芳香のあるミツマタの花




■9:58 山頂付近から丹沢湖が見えます。



ミツバ岳頂上から丹沢湖




■9:59 ミツバ岳山頂、標高834.5m。



ミツバ岳山頂




■10:00 ミツバ岳山頂から富士山が見えます。雲が無ければ宝永山から左のすそ野が愛鷹山まで続くのが見えるようです。富士山中央下に三国山、大洞山などの三国山稜、右側はに鉄砲木ノ頭、ヒモシ峰、高指山。左手前に湯船山、白クラノ頭。

富士山の見えるこのあたりには左右、後にもミツマタが咲いています。富士山の前景が変わるのに喜び、ミツマタの花の周りをうろつき、背伸びして、しゃがんで、たくさん撮影しました。





10:00-10:36  「ミツバ岳山頂からの富士山とミツマタ」




















ミツバ岳山頂からの富士山とミツマタ









ミツバ岳山頂からの富士山とミツマタ









ミツバ岳山頂からの富士山とミツマタ









ミツバ岳山頂からの富士山とミツマタ







ミツバ岳山頂からの富士山。 壁紙用  2014.4.1 10:01






  





ミツバ岳山頂からの富士山とミツマタ









ミツバ岳山頂からの富士山とミツマタ









ミツバ岳山頂からの富士山とミツマタ









ミツバ岳山頂からの富士山とミツマタ









ミツバ岳山頂からの富士山とミツマタ









ミツバ岳山頂からの富士山とミツマタ









ミツバ岳山頂からの富士山とミツマタ









ミツバ岳山頂からの富士山とミツマタ









ミツバ岳山頂からの富士山とミツマタ








ミツマタ


ミツマタ(三椏)は、ジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木。中国中南部、ヒマラヤ地方原産。皮は和紙の原料として用いられる。ミツマタは、その枝が必ず三叉、すなわち三つに分岐する特徴があるため、この名があり、三枝、三又とも書く。(椏:樹木のまた,枝分かれした所)

春の訪れを、待ちかねたように咲く花の一つがミツマタである。春を告げるように一足先に、淡い黄色の花を一斉に開くので、サキサクと万葉歌人はよんだ

明治になって、政府はガンピを使い紙幣を作ることを試みたが、ガンピの栽培が困難であるため、栽培が容易なミツマタを原料として研究し、明治12年(1879年)、大蔵省印刷局(現・国立印刷局)抄紙部で苛性ソーダ煮熟法を活用することで、日本の紙幣に使用されるようになっている。それ以来今日まで、ミツマタを原料とした日本の紙幣は、その優秀性を世界に誇っている。(ミツマタ - Wikipediaより))





青空に淡い黄色が映えます。まだ葉はなく、花だけが咲いています。



ミツバ岳山頂のミツマタ






ミツバ岳山頂のミツマタ






花が密集して咲いている木が多い



ミツバ岳山頂のミツマタ







ミツバ岳山頂のミツマタ





ミツマタはツートンカラーの花です。花の房は下方に向かいます。そこで、下から見ると黄色が主体の花。



ミツバ岳山頂のミツマタ





上から見ると白色が主体の花になります。



ミツバ岳山頂のミツマタ







縦長の構図で、富士山とミツマタ



ミツバ岳山頂からの富士山とミツマタ









ミツバ岳山頂からの富士山とミツマタ






■10:33 ミツマタ満開を記念して。ミツマタに合わせて、バンダナも黄色にしています。








■10:36 引率者から、背景が全面ミツマタの記念撮影の指示。



背景が全面ミツマタの記念撮影




■10:39 丹沢湖を見ながらミツバ岳を出発。権現岳に進みます。



ミツバ岳からの丹沢湖




■10:40 ミツマタの花の間を進みます



ミツマタの花




■11:13 ミツバ岳〜権現岳。



ミツバ岳〜権現岳




■11:32 ミツバ岳分岐。権現岳頂上の20m先にあります。このあたりで、枝の後に富士山が見えるところがあるようですが、このときは雲が多くわかりませんでした。浅瀬入口に下りるコースで頂上付近で樹木の間から富士山が見えるようです。このコースは初心者には不向きと書いてあります。



ミツバ岳分岐




ミツバ岳分岐の標識




■11:39 ミツバ岳分岐から20m東に権現山頂上が有りますが、樹木に囲まれて展望がありません


権現山頂上




■11:42-12:56  ミツバ岳分岐のベンチで昼食と昼寝 



12:23 平日なのに団体さんが登ってきて大賑わいです。この季節には、人気がある山のようです。


権現山登山者




■12:56 権現山から下山。


■13:13 下山途中で丹沢山、檜洞丸などの丹沢の山に囲まれた湯沢、畑の集落が見えました。

丹沢山、檜洞丸などの丹沢の山に囲まれた湯沢、畑の集落




■13:33 二本杉峠到着。上ノ原登山口(細川バス停)に進みます。
屏風岩山に進むと、途中でミツマタの群生地があるようです。又山頂では富士山が見えます。しかし、そこから簡単には下山できないので、別途登る方がよいと思いあきらめる。       



二本杉峠




■14:00 急な斜面にジグザグ道があり、その道の周辺にミツマタが数多く咲いていました。
上を見上げると黄色のミツマタ。




上を見上げると黄色のミツマタ




■14:08 下を眺めると白色のミツマタ。ミツマタの花を後から眺めと、白い花になります。



下を眺めると白色のミツマタ




■14:08 ミツマタに囲まれて下りていきます。



ミツマタに囲まれて下りていきます





■この日の4日前、2014.3.28に檜洞丸に登りましたが、登山口からガーラ沢までの道で満開のミツマタを眺めました。しかし、富士山が見えるところにはミツマタは咲いていません。

■14:38 細川橋バス停到着。帰りは、ほぼ一時間ごとにバスが有ります。谷峨駅止まりのバスに乗る


細川橋バス停時刻表









■16:18 谷峨駅御殿場線に乗り松田駅-新松田駅到着。


■17:24 小田急江ノ島線長後駅到着。

END



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