大野山休憩舎からの富士山 2015年1月3日 10:28  富士山と愛鷹山と箱根の山と相模湾を一望。絶景です。





大野山休憩舎からの富士山と愛鷹山と箱根の山と相模湾を一望






 大野山休憩舎からの富士山の山座同定



大野山球形者からの富士山。山座同定。愛鷹山、金時山、矢倉岳、神山、駒ヶ岳、明神ヶ岳、問うのみね、伊豆大島。小御岳、大洞山、楢木山、三日月山、三国山、三国峠、鉄砲木ノ頭、ヒモシ峰。



画面中央部は著名な山がなく、どこを眺めているか、認識しにくい。そのため不老山の尾根と大野山の中腹を確認し、東名高速道路を記入しました。下の地図の四角の領域になります。


富士山と大野山休憩舎の地図



この景観の眺め方と写真合成



「富士山と愛鷹山と箱根の山と相模湾を一望」と書きましたが、一望するには、広すぎる景観です。休憩舎を起点に、伊豆大島から不老山までは140度ほど、全体では180度ほどか。
人間の視野角は最大で200度あるとされていますが、安定して見られる角度は、いろいろ説がありますが60―90度。そのため、この写真の景観を眺める時には、首を2回まわして三望して眺めることになります。



この写真はPENTAX Q7、超広角レンズ08で撮影。超広角レンズ08は、35ミリ判換算で焦点距離17.5mmから27mm相当、画角は102-77度。そのため、この写真は5枚の写真を合成しています。


@5枚の写真。トリミングする部分と重ね合わせする部分を充分すぎるほどとってあります。上手に撮れば、三枚で全体を撮れそうです。

このとき、超広角が良いのは垂直方向が広く撮れることです。超広角でない場合、縦幅が制限されます。縦幅を長くする場合、上下2段の写真が必要になります


大野山球形者からの景観1 大野山球形者からの景観2 大野山球形者からの景観3 大野山球形者からの景観4 大野山球形者からの景観5 



A写真編集ソフトPhotoshopで五枚の写真を合成。【ファイル】メニュー→【自動処理】→【photomerge】に進み、合成したい写真を選びます。

合成の時、「自動設定」、「遠近法」、「円筒法」等からレイアウト法を選び、ボタンを押すと自動で合成してくれます。

合成時に、場所により若干の歪、重ね合わせ部の不一致などが発生しますが、充分満足する合成画像が得られます。とても素晴らしい機能です。下の画像は円筒法で合成した画像。

大野山球形者からの景観1−5の合成画像




B実際に眺めた印象をもとに画像全体の調整、重ね合わせの不備の修正などを行い、トリミングして完成(画面最上段の画像)。パノラマ景観が好みの私にとって欠かせない道具と工程です。