一足早い春を求めて2017年2月19日に松田山に来たが、その年はかなり暖かい日が続いたためか、河津桜は盛りを過ぎ、菜の花は殆ど散っていた。今年は、花情報をチェックして日にちを決めたため、、満開の河津桜と菜の花を満喫した。花の開花に合わせたため、富士山は雲の中だったが、桜の石碑で野鳥のウソの群れが歓迎してくれた。今回は「花と野鳥を眺めて山歩き」です。山歩きの最後に山北駅そばの桜の湯で疲れを取りました。 |
■6:12 小田急江ノ島線長後駅出発 ■7:18 小田急小田原線新松田駅着。松田山西平畑公園の桜祭り会場へ向けて歩く。 ■7:40 松田山西平畑公園の桜祭り会場の階段を上がる。 ![]() ■7:40 河津桜満開です。
![]() ■7:41 オスのジョウビタキが「いらっしゃい」と歓迎の挨拶をしてます。 ジョウビタキ(尉鶲、常鶲、学名:Phoenicurus auroreus)は、スズメ目・ヒタキ科に分類される小鳥。日本では冬によく見られる渡り鳥である。 体長は13.5-15.5 cm、体重13-20 g。スズメよりわずかに小さい。オスは頭上が白く、目の周りが黒いのが特徴である。メスは頭が淡褐色でオスとは簡単に見分けられる。胸から腹、尾にかけてはオスメスとも橙色をしている。翼は黒褐色だが中ほどに白くて細長い斑点があり、ここで近縁種と区別することができる。 平地からの低山の明るく開けた林の中に生息する。冬の日本では人里や都市部の公園などでもよく見られ、身近な冬鳥の一つである。 (ジョウビタキ - Wikipediaより) ![]() ジョウビタキの地鳴きは自転車のブレーキ音を短くしたような声で、「ヒッ」や「キッ」と聞こえる甲高い声と軽い打撃音のような「カッ」という声を組み合わせた特徴的なものである。「ヒッ」の声はかなり遠くまで届く。早朝にも鳴くことが多く、2度「キッ、キッ」、続いて打撃音の「カッ、カッ」がくる。この打撃音が、火を焚くときの火打石を打ち合わせる音に似ていることから、「火焚き(ヒタキ)」の名が付いたとされる。和名のジョウ(尉)は銀髪を意味する。(ジョウビタキ - Wikipediaより) ![]() ■7:43 河津桜だけで十分美しい。桜会場には約360本の河津桜がが植えられています。 河津桜は、1955年に飯田勝美が静岡県賀茂郡河津町田中で原木を偶然発見した。その後の学術調査で今までに無かった雑種起源の園芸品種であると判明し、1974年に「カワヅザクラ(河津桜)」と命名され、1975年に河津町の木に指定された。現在も原木はこの地に存在し、2007年現在で樹齢50〜60年である。また、1968年頃からこのサクラが増殖されるようになった。 カワヅザクラ(河津桜)は、日本にあるサクラの一種である。オオシマザクラ とカンヒザクラ の自然交雑種であると推定されている。1月下旬から2月にかけて開花する早咲き桜である。花は桃色ないし淡紅色で、ソメイヨシノよりも桃色が濃い。また花期が1ヶ月と長い。(カワヅザクラ - Wikipediaから) ![]() ■7:44 河津桜と菜の花が満開です。桜と菜の花が、美しさを競っているのではなく、両者が見事に融合して、その美しさを倍増させています。
■7:58 松田山西平畑公園桜会場の散策道。満開の河津桜と菜の花を眺めてゆっくり歩きますが、立ち止まって写真をとる時間のほうが長くなります。 ![]() ![]() ■7:48 道横に高台が設置されて、そこから桜の上に富士山が眺められます。今日は雲しか見えません。 ![]() ![]() ![]() ■7:50 ![]() ■7:51 散策路の上側に来たので、ハープ館が見えてます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ■7:54 河津桜の奥に鳥が見えました。桜の花が満開ですので、体全体をとらえるのは難しい。ヒヨドリのようです。 ヒヨドリ(鵯、Hypsipetes amaurotis)は、スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属に分類される鳥類 全長は約27.5 cm(27-29 cm)。翼開長は約40 cm。尾は長めで(尾長10.9-12.5 cm)、ムクドリやツグミより体型はほっそりしている。くちばしは黒くて先がとがる。雌雄同色。頭部から胴体は灰色の羽毛に覆われるが、頬に褐色の部分があり、よく目立つ。また、頭頂部の羽毛は周囲よりやや長く、冠羽となっている。翼や尾羽は灰褐色をしている。南に生息する種は、北に生息する種より体色が濃い(グロージャーの法則)。 糖分を好むためか、ツバキやサクラなどの花にやってきて蜜を吸ったり、庭先にミカンやリンゴなど果物の半切れを置いておくとすぐにやって来て独り占めする 鳴き声は「ヒーヨ! ヒーヨ!」などと甲高く聞こえ、和名はこの鳴き声に由来するという説がある。 日本国内では都市部を含めごく普通に観察されるが、分布がほぼ日本国内に限られているため、日本を訪れる海外のバードウォッチャーにとってはぜひ観察したい野鳥のひとつとなっている (ヒヨドリ - Wikipediaより) ![]() ![]() ■7:56 河津桜はソメイヨシノに比べて、桃色が濃く鮮やかです。蕾も花も美しい。 ![]() ![]() ![]() ■8:19 桜の向こうに、矢倉岳、鳥手山、その右上に富士山がいますが、殆ど雲の中。 ![]() ■8:20 松田山西平畑公園桜会場の河津桜と菜の花の協演は続きます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ■8:24 松田山のハープ館。一階売店、二階体験工房、三階レストラン。 ![]() ■8:25 松田山西平畑公園の駐車場。矢倉岳、鳥手山、その右上に富士山がいます。山頂部は雲の中ですが、冠雪部がかすかに見えています。 ここから、自然館の方へ進みます。 ![]() ![]() ■12:00 河津桜をもう一度。 ![]() ![]() ■8:49 桜祭り会場を後にして最明寺史跡公園へ進みます。徒歩1時間30分と書いてあります。(1時間25分で着きました) 「あぐりパーク」と「最明寺史跡公園」の行き先表示板が分岐にあるのに、前回は間違って「あぐりパーク」に進んでしまった。 あぐりパ−ク嵯峨山苑からは、西に富士山や箱根連山、南に相模湾・伊豆大島、東には東名大井松田IC.と曽我丘陵を見渡せる文字通りの大パノラマの中で菜花の収穫体験や苑内花紀行が楽しめます。入場料が300円ですので、前回は入場せずこの分岐に戻りました。往復20分かかりました。 ![]() ■9:05 しばらく歩くと、シジュウガラ。 シジュウカラ(四十雀、Parus minor)は、鳥綱スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属に分類される鳥類。 全長は約14.5cm(13?16.5 cm) で、スズメぐらいの大きさである。翼開長は約22 cm。体重は11-20g。種小名 minor は「小さな」の意だが、シジュウカラ科の中では大型種である。 上面は青味がかった灰色や黒褐色、下面は淡褐色の羽毛で覆われる。頭頂は黒い羽毛で覆われ、頬および後頸には白い斑紋が入るが、喉から胸部にかけて黒い斑紋に分断され胸部の明色部とは繋がらない。喉から下尾筒(尾羽基部の下面)にかけて黒い縦線が入る。翼の色彩は灰黒色。大雨覆の先端に白い斑紋が入り、静止時には左右1本ずつの白い筋模様の翼帯に見える。 嘴の色彩は黒い。足の色彩は淡褐色。 オスは喉から下尾筒にかけての黒い縦線が、メスと比較してより太い。 和名は地鳴きの「ジジジッ」が「シジュウ」に聞こえることに由来する。 (シジュウカラ - Wikipediaより引用) ![]() ![]() ■9:22 「松田山みどりの風遊歩道」をあるいて、最明寺史跡公園へ進みます。相棒さんは気楽に歩いているようですが、野鳥がいないかと、そこらじゅうを見渡して歩いています。野鳥の写真はすべて、相棒さんが取ります。私は、野鳥に関与せず、みどりの風をうけてゆったり歩きます。 ![]() ■9:44 最明寺史跡公園の石碑 桜の和歌と桜の花が刻まれていますので、「桜の石碑」と呼んでいます。 右の石碑 「願わくは 花のもとにて 春しなむ そのきさらきの 望月のころ 西行」 左の石碑 「久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花のちるらん 紀 友則」 ![]() ■9:44 この辺りの桜はソメイヨシノのため、まだ咲いていません。桜の石碑の奥に紅梅が咲いています。 ![]() ■9:44 桜の石碑の右側に白梅が咲いています。 ![]() ■9:45 桜の石碑の周りの木々にアカウソの群れがいました。写真を撮りなさいというように、しばらくの間同じ姿勢で枝にとまっていました。 ウソ(鷽、学名:Pyrrhula pyrrhula Linnaeus, 1758)は、スズメ目アトリ科ウソ属に分類される鳥類の一種。 和名の由来は口笛を意味する古語「うそ」から来ており、ヒーホーと口笛のような鳴き声を発することから名付けられた。その細く、悲しげな調子を帯びた鳴き声は古くから愛され、江戸時代には「弾琴鳥」や「うそひめ」と呼ばれることもあった 全長は15-16 cm、翼開長は約26 cm。体重は21-34g。体はスズメよりやや大きく、頭の上と尾、翼の大部分は黒色、背中は灰青色。くちばしは太く短く黒い。 雄の頬、喉は淡桃色をしているが、雌にはこの淡桃色の部分はない。雄は照鷽(てりうそ)、雌は雨鷽(あめうそ)と呼ばれる。 アカウソ、樺太に分布する。冬鳥として日本に飛来し秋から春にかけて滞在する。オスは胸から腹にかけて淡い紅色。 (ウソ - Wikipediaより) ![]() 喉が淡桃色をしているのでオス。胸から腹にかけて淡い紅色なので、アカウソ。 ![]() ![]() 喉が淡桃色でないのでメスのアカウソ ![]() ![]() 嘴に草、芽などを捕えているアカウソが多い ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 種子をついばむアカウソ ![]() ![]() ![]() ![]() 「鷽(ウソ)」と「嘯(うそぶ)く」の意外な関係
■10:04 鳥の撮影の合間に、桜の石碑の広場から富士山を見ますが、姿を現してくれません。 ![]() ■10:04 相棒さんは、樹木を一本撮影して、又アカウソ撮影。 ![]() ■10:05 メスのアカウソ。 ![]() ![]() ■10:11 目玉くっきりのアカウソが撮れました。目玉がくっきりすると、鳥にも表情が出てきます。よくがんばってとってくれたといってます。 ![]() ![]() ■10:12 アカウソと別れて高松山に向かいます。 ![]() ■10:16 寄(やどりき)自然休養村への分岐。 ![]() ■10:36 高松山へ行く途中でであった野鳥。ヒヨドリ。 サクラ祭り会場では隠れていた頭部まで見えます。「頭頂部の羽毛は周囲よりやや長く、冠羽となっている。」 ![]() ■10:43 高松山へ行く途中でであった野鳥。カシラダカ。地面にいるときが多いようです。 カシラダカ(頭高、学名:Emberiza rustica)は、スズメ目ホオジロ科に分類される鳥類の一種である。 和名の由来は、興奮すると頭頂部の羽を立たせることによる。 体長が約15 cm、翼開長が約24 cm。後頭部に短い冠羽がある。雄の夏羽は、頭部が黒く目の上から白い側頭線がある。体の上面は茶色で黒い縦斑がある。体の下面は白色である。雄の冬羽と雌は、頭部と体の上面に淡褐色になる。外観はホオジロのメスに似ている。 越冬時は地上を跳ね歩きながら時々冠羽を立てて、草木の種子を採食している。 カシラダカ - Wikipediaより) ![]() ![]() ![]() ■11:04 富士山展望地。右側の大野山の左上に富士山がいます。中腹の冠雪部がかすかに見えます。 ![]() ■11:02 高松山へ行く途中でであった野鳥。カワラヒワ。 カワラヒワ(河原鶸、学名:Carduelis sinica)はスズメ目アトリ科に分類される鳥類の一種である。英名 "Oriental Greenfinch" は東洋にいる緑色のアトリ類の意味。種小名sinicaは支那(中国)の意味である 体長は約 14cm 、翼開長約24cmでスズメと同大だがやや小さい。全体的に黄褐色で、太い嘴と、翼(初列風切と次列風切)に混じる黄色が特徴的である。 日本国内ではほぼ全域に分布する留鳥。 (カワラヒワ - Wikipediaより) ![]() ■11:08 高松山へ行く途中でであった野鳥。ホオジロ。メスのようです。 ホオジロ(頬白、Emberiza cioides)は、スズメ目ホオジロ科ホオジロ属に分類される鳥類の一種。東アジアに広く分布し、顔の模様とさえずりが特徴的な小鳥である 成鳥は全長17 cmほどでスズメとほぼ同じ大きさだが、尾羽が長い分だけ大きくみえる。翼開長が約24 cm。成鳥の顔は喉・頬・眉斑が白く目立ち、「頬白」の和名はここに由来する。一方、頭・過眼線・顎線は褐色で、先の白色部と互い違いの帯模様のように見える。オスは過眼線が黒いが、メスは褐色なのでよく観察すると区別がつく。メスの方がオスよりも全体に色が淡い。幼鳥は顔の色分けが不鮮明で、全体的に淡褐色をしている。 (ホオジロ - Wikipediaより) ![]() ■11:08 尺里(ひさり)峠(第六天)到着。サクラの石碑から1時間25分。 ![]() ■12:13 高松山山頂到着。桜の石碑から2時間4分。 ![]() ■12:14 箱根の山もかすんでいます。富士山はこの右側ですが雲の中です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
■13:17 高松山から下山、ビリ堂へ向かう途中の杉林。 ![]() ■14:22 新東名高速道路の建設に係る工事用道路建設のため、高松山ハイキングコースが一部変更になってます。行き先表示板に従い下山します、 ![]() ■14:27 もう少しで春が来る感じの風景 ![]() ■14:38 梅は満開 ![]() ![]() ■14:52 高松山バス停到着。歓迎のトラ猫の置物。・・・・・・・・・・・・・・じっくりみると本物のトラ猫。 ![]() ■14:52 高松山バス停から山北駅へ ![]() ■10:35 山北駅そばのさくらの湯。400円で極楽気分。 ![]() ![]() ![]() ■16:07 JR御殿場線山北駅発。 ■17:30 小田急江ノ島線長後駅着。 END |