2008.10.18に登ってから、7回目の滝子山登山。この前2回は、寂ショウ尾根コースを予定したが、ぼんやり歩いたためか、相方を信頼したためか、寂ショウ苑入り口を見逃してズミ沢コースを歩いた。今回は、注意深く寂ショウ苑入り口を確認して歩いた。
「南稜は寂惝尾根とも呼ばれ、昭和 59 年(1984 年)に登り口にある山小屋の寂惝庵の人々の手で開拓された。 寂惝庵はオーナーの宮内隆輔さんが 1987 年に男の子三人のための教育の観点と山小屋を持ちたいという昔からの夢を実現させるべくウイークエンドハウスを計画し、無一文から一計を案じて建てたと聞く。」 滝子山へのいざない ~ 寂惝尾根を中心にして ~小泉 義彦 より引用 |
■登山コース&時間 寂ショウ尾根コース ・笹子駅-(1時間2分)-林道交差-(2時間36分:休憩含む)-滝子山 ・滝子山-(3時間7分:休憩含む)-初狩駅 |
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■富士山と滝子山(姥子山から) |
■5:35 小田急江ノ島線長後駅出発 ■7:44 中央本線笹子駅出発。快晴。 ![]() ■7:58 この先吉久保バス停で左に曲がります。 ![]() ■8:09 橋を渡ります。 ![]() ■8:12 右側に桜公園があり、テントを張っていました。 ![]() ■8:16 右側に寂ショウ庵への道があり、水色の相棒さんが見つけたと言っています。橋を渡ってから10分も歩かない所です。何故、2回も見逃したか不思議です。 ![]() ■8:16 右の道に入ると「 ![]() ![]() ■8:21 右側に寂ショウ苑、現在は使われていないようです。まっすぐの道がありますが、「←滝子山」の表示板があるので、左の細い道に進みます。 ![]() ■8:29 山道を進みます。 ![]() ■8:39 送電鉄塔があります。 ![]() ■8:46-56 林道交差点に到着。笹子駅から62分。ここで休憩10分。 ![]() ■9:04 新緑の尾根道を進みます。 ![]() ■9:21 林道交差から26分ほどで樹木の奥に富士山が見えてきました。 ![]() ■9:42 巨木があります。 ![]() ■9:52 登るに連れて富士山が大きくなっていきます。振り返って眺めています。登るにつれて富士山が大きくなるのも寂ショウ尾根登山の楽しみの一つです。 ![]() ■9:52 登山道に石が多くなってきました。 ![]() ■9:55-10:05 ここから岩に囲われた急坂を上るので、ミツバツツジが咲いている所で休憩。 ![]() ■10:12 富士山も左のすそ野が見えてきましたが、常に枝が前面にあります。 ![]() ■10:12 岩と樹木に囲まれた急坂の登山道。ここを登るために寂ショウ尾根コースを選びました。 ![]() ■10:15 岩につかまり、木の幹をつかんでぐいと体を持ち上げます。腕力が必要です。腕力のない相棒さんはこの時だけ気合を入れて腕力を使います。 ![]() ■10:16 急坂ですが岩と木をつかんで登れるので、気持ちを集中していれば、それほど危険な道ではありません。滑り止めが付いた手袋が必要です。 ![]() ■10:19 振り返って富士山を眺めて呼吸を整えます。 ![]() ■10:27 樹木と岩に囲まれた道が続きます。 ![]() ■10:29 岩にしがみついて、三点確保を心がけて登ります。 ![]() ■10:31 滝子山寂ショウ尾根からの富士山。富士山の右側下の山は三ツ峠山、開運山と御巣鷹山の鉄塔が見えています。この後、雲が富士山にかかってきますので拡大画像を載せます。 ■10:39 「愛妻の尻見て登る滝子山息はゼイゼイ足はガクガク」 二人とも懸命に登ります。 ![]() ■10:42 南アルプスも眺めます。 ![]() ■10:54 足元のコイワカガミ。咲き始め。 ![]() ■11:02 ミツバツツジ ![]() ■11:05-12 岩場の急坂を50分ほど登り、浜立山の分岐に到着。少し休憩。 「浜立山」の表示板の下の地面に「滑落多発!危険(寂ショウ尾根)大月市」の表示板がありました。前は「浜立山」の横にあったが、はずれたようです。表示板のように、下山道としては、相当危険な道だと思います。初心者はここから下山しないほうが良いと思います ![]() ■11:06 3年前には、ここから富士山が見えたのですが枝が伸びたようです。 ![]() ■11;17 コガラ。この頃、相棒さんが花だけでなく鳥も写すようになりました。 ![]() ■11:21 浜立山分岐から滝子山に行く間に富士山が良く見えるところが数箇所あります。 ![]() ■11:21 浜立山分岐から滝子山に行く登山道からの富士山。ここからの富士山-三ツ峠山-鶴ヶ鳥屋山・本社ヶ丸の景観が好きです。 三ツ峠山が鶴ヶ鳥屋山・本社ヶ丸の山並みが造る背もたれに収まり、真正面の富士山と向かい合い何か話し合っているところを、後ろから眺めている気持ちになります。「富士さん、また、美しい姿を隠し始めたね」「三さんがジーと眺めるから恥ずかしいのですよ」 富士山は両性具有の山といわれていますが、この方向からの富士山はみめ麗しく佇む女性です。 ![]() ■11:27 ここまでくると、三ツ峠山と鶴ヶ鳥屋山の尾根が合わさり、滝子山山頂とほぼ同じ眺めになります ![]() ■11:32 滝子山山頂が見えてきました。今日は土曜日なので多くの登山者がいます。 ![]() 滝子山山頂■11:33 滝子山山頂からの富士山 ![]() ■11:34 滝子山山頂からの富士山がいる大展望 富士山の前面に広がる低山の、新緑に覆われた山並みが美しい。同じ眺めでも季節によりその印象は異なってきます。4-5月は、新緑の山並みと富士山が見られる季節です。 ■11:34 滝子山からの富士山(1) 周囲の山々に取り囲まれた富士山 ■11:34 滝子山からの富士山(2) 新緑の山々と踊る雲に囲まれて機嫌がよさそうな富士山です。 ![]() ■11:34 滝子山からの富士山(3) ■11:34 滝子山からの三つ峠山と富士山 ■11:34 滝子山からのふじ道と富士山(1) 滝子山は、大月市から富士吉田市に通じるふじ道を横から眺めることができる山です。 ■11:34 滝子山からのふじ道と富士山(2) ■11:39 富士山の反対側には大菩薩連嶺 ![]() ■11:40 滝子山山頂。登山道が頂上を通り、富士山川に狭い休憩場所があります。右側には大月市の表示板「秀麗富嶽十二景 四番山頂 滝子山 Mt.takigoyama 1610m」、左側には「滝子山 一六二〇m 山梨百名山」。山頂の標高が異なります。 滝子山(たきごやま)は、山梨県大月市にある山。二等三角点が置かれた山頂の標高は1,590m。最高峰はこの山頂の西側にある別の山頂で1,620mという標識が立っている。通常、滝子山の山頂といえば、この最高峰を指している。ウィキペディア 国土地理院の地図では1615.2m。 2022年大月市の表示板は「秀麗富嶽十二景 四番山頂 滝子山 Mt.takigoyama 1620m」 ![]() ■
■2013.11.24 11:11 滝子山寂ショウ尾根ルートの浜立山分岐からの富士山 ■2015.10.8 11:59 滝子山からのシルエット富士 ■12:24 おにぎりを食べ、珈琲を飲んでいる間に雲が動き、この日一番雲のかかりが少ない富士山。 ![]() ■12:34 お気に入りの場所から富士山を眺めて、出発。 ![]() ■13:04 マメサクラが咲いていました。 ![]() ■13:08 登山道の周りはミツバツツジ ![]() ■13:10 ミツバツツジ ![]() ■13:24 檜平到着 ![]() ■13:29 富士山頂部は雲に覆われていました。 ![]() ■14:11 ギンリョウソウ ![]() ■14:11 分岐。まっすぐ進む表示板「初狩駅(立河原 65分) 90分」、こちらからも初狩駅に行けそうです。ですが、いつも行っている左側に進みます。 ![]() ■14:17 急斜面に杉林。この急坂を斜めにジグザク下りていきます。 ![]() ■14:18 大好きな「ヒトリシズカ」が道の周りにたくさん咲いていました。その名前は白拍子の静御前が舞う姿になぞらえてたものといいます。凛とした立ち姿がとても良い。登山中でこの花を見るとこちらも凛として歩きたくなります。 ![]() ![]() ![]() ■14:32 最後の水場 ![]() ■14:38 ベンチで休憩して、横の大きいイチョウの木を眺めます。 ![]() ■15:03 沢に沿って進みます ![]() ■15:14 林道終点に到着 ![]() ■15:37 下り坂から富士山 ![]() ■15:43 富士山を眺めながら進みます。 ![]() ■15:47 左側に曲がると初狩駅。 ![]() ■15:57-16:03 初狩駅到着-発 ■18:03 小田急江ノ島線長後駅着 END
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