御正体山の山歩き記 2012年4月29日(日)


  

御正体山は、電車、バスで行くには、かなり行きにくい山です。御正体山登山口までのバスは、都留市駅から出ていますが、4月〜11月までの土、休日のみ運行。帰りは15時台ですの登山時間に制限があります。藤沢市から行く場合は、朝も早く出発しなけばなりません。長後駅を早朝5:35発の電車で出発。


■今回のコース

・道坂隧道バス停-御正体山3時間(休憩15分含む)

・御正体山-御正体入口バス停3時間6分(休憩昼食 1時間19分含む)

この時は富士山が見えるカエル展望台を知らなかったので訪問なし。

 



       御正体山登山コース
登山コース
時刻
小田急江ノ島線
長後駅

5:35
富士急行線
都留市駅
7:37
8:10
道坂隧道バス停
 1004m
8:40
8:45
今倉山・御正体山分岐
8:58

岩下ノ丸
 1303m
9:56

白井平分岐
 1344m

10:45
11:00
御正体山
 1681m
11:45
11:54
峰宮跡展望台
 1568m
12:16
13:27
車道 14:05
14:13
登山道入口
 
14:35

御正体入口バス停
 630m
15:12
15:50
富士急行線
都留市駅
15:40
15:50
小田急江ノ島線
長後駅
18:20
 



御正体山と富士山 (松山から) 今回の尾根歩き岩下ノ頭〜峰宮跡がわかります。


御正体山と富士山 (松山から)




御正体山の山歩き記   2012年4月29日(日)




5:35 小田急江ノ島線長後駅発。


■7:37-8:10 富士急行線都留市駅着。道坂隧道へバス出発。



道坂隧道へバス




■8:40-50 道坂隧道着。出発。
道坂隧道からの登山は今倉山が殆どで、御正体山への登山者は少ないようです。登山口の案内板にも、実正体山は(至 御正体山)と書かれているだけで、途中の登山道は書かれていません。



登山口の案内板




■8:58 今倉山・御正体山分岐、右の御正体山へ進みます。



今倉山・御正体山分岐




■8:58 今倉山・御正体山分岐で撮影する登山者を眺める執筆者ですが、相棒さんがなぜこの撮影をしたかは不明。



今倉山・御正体山分岐で撮影する登山者を眺める執筆者




■9:05 アケボノスミレ(曙菫)

今回の写真撮影は相棒さんですので、花の写真が多い。今倉山を登る登山道もスミレが多く咲いていたが、こちらの尾根もスミレが多い。同じ尾根だから当然です。
スミレの種類は多く、同定が難しいので、種類がわからないスミレは「スミレ」と記載。



アケボノスミレ




■9:18 三角点の標識。一八・・(m)。登山地図に1822mのピークがあるので、ここが1822mか。


三角点の標識




■9:21 スミレ。



スミレ




■9:22 登山道を進む私。



登山道を進む私




■9:23 登山道の左後ろを眺める。登山道の左下は、道志みち。その向こうの山は鳥ノ胸山、大界木山などの道志の山々、その奥に大室山、蛭ヶ岳などの丹沢の山々か。



登山道の左下は、道志みち




■9:33 御正体山の左側に、富士山が現れました。期待してない時に現れる富士山はとてもうれしい。御正体山が富士山と宝永山の輪郭に沿って、白い山体を切り取っています。
松田町にある丹沢山地のジタンゴ山からの富士山と似ています。ジタンゴ山からの富士山は「通好みの富士山」といわれています。ここも、「通好みの富士山展望地」です。



御正体山の左側に、富士山




■9:33 今倉山・御正体山分岐から岩下ノ丸の間、分岐から43分後に現れた富士山。富士山から宝永山の形状の美しさを鑑賞しなさいというように、白い山体を切り取っています。



今倉山・御正体山分岐から岩下ノ丸の間、分岐から43分後に現れた富士山




■9:34 道志の山。



道志の山




■9:42 ここら辺から下っていくと、富士山は御正体山の後ろに消えていきます。1228mのピークと岩下ノ丸の間のピークで富士山が現れて、そこを下ると富士山が消えていきます。



富士山は御正体山の後ろに消えていきます




■9:53 スミレ。


スミレ




■9:56 岩下ノ丸。岩下ノ頭の別名はケンカ沢ノ頭・ゲンガ沢ノ頭・陣ヶ沢ノ頭・ブドウ沢ノ頭なので、「陣ヶ沢ノ頭」も同じ板に書かれています。



岩下ノ丸




■9:56 こちらは「岩下ノ丸」だけの表示板。



こちらは「岩下ノ丸」だけの表示板




■10:09 先に進んだ相棒さんが早くおいでと声をかけます。 



先に進んだ相棒さんが早くおいでと声をかけます




■10:45 白井平分岐。ここを下ると白井平、そこに御正橋バス停があります。



白井平分岐




■11:30 道志みちに沿って、右から菰釣山、大界木山、加入道山の道志の山々、その奥に左から大室山、蛭ヶ岳、塔ノ岳の丹沢の山々。



道志みちに沿って、右から菰釣山、大界木山、加入道山の道志の山々、その奥に左から大室山、蛭ヶ岳、塔ノ岳の丹沢の山々




■11:42 ブナ林の地面にはバイケイソウ。



ブナ林の地面にはバイケイソウ




■11:43 御正体山、標高1681mの山頂です。 



御正体山、標高1681m




■11:45 御正体山山頂で記念撮影。残念ながら富士山の展望は無し。

手をかけている柱には、御正体山 一六八二m 「山梨百名山」。御正体山の標高は、この時2012年4月29日は1682mでしたが、2014年3月26日の改定で、1681mになりました。私の身長も173pから、ここ十数年で2cmほど低くなっています。御正体山は測定技術の進歩ですが、当方は加齢による劣化です。

「御正体山自然保全地区  この地域一帯は樹令50〜200年生のツガ、モミ、ハリモリ、ミズナラ、ブナ等の針葉樹と広葉樹の混交林の代表的な地域であり、自然状態が良好に保全するため、自然保全地区に指定されています。・・・・」



御正体山山頂で記念撮影




■11:54 健脚の登山者は、ここから石割山へ進みます。

その横に、「平成十六年(2004)十月十五日 皇太子殿下御登頂 御正体山」。今上天皇が登られた山です。 



今上天皇が登られた山




■11:57 立派なブナの木が並んでいます。


立派なブナの木




■12:01 峰宮跡へ下る途中で樹木の間から富士山。残念ながら富士山頂は雲で隠れている。壁紙用。



峰宮跡へ下る途中で樹木の間から富士山


(1920*1200)







■12:14 峰宮跡



峰宮跡




■12:16 少し進むと峰宮跡展望台



峰宮跡展望台




■12:16 峰宮跡展望台からの富士山。左のすそ野は、双子山まで見えています。



峰宮跡展望台からの富士山







  12:16-13:27 おにぎりの時間  






峰宮跡展望台からの富士山を眺めながら、おにぎりを食べ、珈琲を飲む。珈琲を飲みながら思う


御正体山山頂です。樹木に覆われて展望はありません。しかし、南西側の23q先には富士山がいます。

南西側の樹木伐採により、素晴らしい富士山展望地を作ることができます。広場を作ったなら富士山展望地も造って頂きたい。








御正体山山頂からの富士山がいる大展望。













■13:27 何故か切り取られた行き先「細野(三輪神社)約1時間20分」へ下ります



細野(三輪神社)約1時間20分




■14:03 林道に下りる手前から。大菩薩嶺まで見えるすばらしい景観が出てきたので山座同定。



林道に下りる手前から。大菩薩嶺まで見えるすばらしい景観。




晴れていれば、滝子山の左奥に朝日岳、金峰山、雁ヶ腹摺の右奥に大洞山、雲取山が見えます。


御正体山からの山座同定




■14:04 林道への道



林道への道




■14:06 三ツ峠山拡大。



三ツ峠山拡大




■14:13 スミレ。



スミレ




■14:15 林道から登山道に入ります。



林道から登山道に入ります




■14:21 スミレ。



スミレ




■14:24 ヒトリシズカ(一人静 )。


ヒトリシズカ




■14:26 ヒトリシズカを上から写します。 



ヒトリシズカを上から写します




■14:26 ヒトリシズカを横から写します。



ヒトリシズカを横から写します




■14:29 エイザンスミレ(叡山菫)
葉が、付け根まで三つに裂けている。花の名は、「比叡山」から。


エイザンスミレ




■14:35 林道へ進みます。 


林道へ進みます




■14:36 この林道を進むと三輪神社に到達します。



この林道を進むと三輪神社に到達




■9:00 キケマン(黄華鬘)




キケマン



キケマン




キケマン




■14:58 ヤマブキ。 



ヤマブキ




■15:13 御正体入口バス停


御正体入口バス停




■15:22-15:40 御正体入口バス停から都留市駅 



御正体入口バス停から都留市駅へバス




■15:55 富士急行線都留市駅発。 



■15:55 小田急江ノ島線線長後駅着。 



END









富士山と野の花眺めて山歩き l 富士山展望の山を方位角の一覧表から探す l 地図から探す l 富士山あれこれ l サイトあれこれ  北斎「富嶽三十六景」