大室山の山歩き記  2018年4月29日(日)

  
3年前の2015.4.27の道志のほうから加入道山に登り、大室山から犬越路まで歩いたときに、突風口-大室山西ノ肩間と大室山西ノ肩で雄大な景観の中にいる富士山を眺めた。しかし、下山の大室山西ノ肩から犬越路までの尾根道で、富士山方面は雲に覆われており、富士山が見えそうなところが数箇所あったが富士山本体は確認できなかった。今回の第一目的は犬越路−大室山西ノ肩でどのぐらい富士山展望地があるかを確認することでした。 快晴、最高温度 25℃、湿度39%の山歩きです。


■今回のコース

大室山登山で一般的なルートで登る。西丹沢ビジターセンター-用木沢出合-犬越路-大室山西の肩-大室山山頂
犬越路から大室山西ノ肩まで一気に500mの登りは、丹沢でも一、二を争う稜線上の登りです。

加入道山の登山コース
登山コース
時刻
小田急江ノ島線
長後駅

5:54
小田急小田原線
新松田駅(バス)
7:04
7:20
西丹沢ビジターセンター
 540m
8:32
8:46
用木沢出合
 540m
9:08
 
 休憩 9:47
9:52
犬越路
 1060m
10:28
10:41
  休憩 11:46
11:54
大室山西の肩分岐
 1580m
12:24
13:41
大室山山頂
 1587m
13:48
13:50
大室山西の肩分岐
13:50 
犬越路
 1060m
15:08
15:17
用木沢出合
 540m
16:12
16:16
西丹沢ビジターセンター
 540m
16:41
17:02
小田急小田原線
新松田駅
17:58
18:08
小田急江ノ島線
長後駅
19:15


大室山と富士山 (蛭ヶ岳から)

大室山と富士山 (蛭ヶ岳から)



大室山と富士山 (姫次−地蔵平から)

大室山と富士山 (姫次−地蔵平から)




大室山の山歩き記   2018年4月29日(日)



■5:54 小田急江ノ島線長後駅発。


■7:04 小田急小田原線新松田駅着(バス)


■8:26 バスで新松田駅から西丹沢ビジターセンターへ。



バスで新松田駅から西丹沢ビジターセンターへ




■8:32-8;46 西丹沢ビジターセンター4月29日ゴールデンウィークで快晴のため登山客満杯。



西丹沢ビジターセンター




■9:07 用木沢出合が見えてきた。車で来る人はここに駐車します。駐車場所は限定されるため早く来ることが必要です。 



用木沢出合




■9:08 用木沢出合。ここから犬越路まで2.5km。



用木沢出合




■9:16 登山道の小さい滝。



登山道の小さい滝




■9:24 川辺を進みます。





川辺を進みます




■9:33 川辺を離れて犬越路まで標高差約300mを登ります。



川辺を離れて犬越路まで標高差約300mを登ります




■9:49 さわやか新緑の道を登ります。



さわやか新緑の道



さわやか新緑の道




■10:14 懸命に登ります。



懸命に登ります




■10:27 犬越路到着。左側は大室山、右側が檜洞丸です。



犬越路




■10:27 犬越路は檜洞丸と大室山の鞍部にある峠で、丹沢主稜の最低地点です。犬越路峠とも呼ばれています。
丹沢主稜とは、丹沢山地中央部に位置する山地最高峰の蛭ヶ岳から檜洞丸、大室山、菰釣山、三国山 と西へ伸びる尾根です。




犬越路の説明板




■10:28 登ってきた道のほうを眺めます。右側に権現山の尾根、左に檜洞丸の尾根が見えて、その間の中央奥に箱根の金時山と神山が見えます。富士山は画面の右側になり、大室山へのぼる道がある山体で遮られています。



右側に権現山の尾根、左に檜洞丸の尾根




■10:28 非難小屋の横を通り、大室山に登ります。



非難小屋の横を通り、大室山に登ります




■10:52 急な坂道を登り、緩やかな道に到着。地図に標高1168.8mと書かれているところのようです。



標高1168.8m




■10:53 大室山中腹、標高1168.8mからの富士山。富士山は緑の畦ヶ丸と菰釣山の上にいます。富士山の右側に御正体山が見えます。
ここから、大室山西ノ肩まで富士山展望地が頻繁に出てきます。


大室山中腹、標高1168.8mからの富士山。富士山は緑の畦ヶ丸と菰釣山の上にいます。




■10:56  大室山中腹、標高1168.8mからの富士山。畦ヶ丸の左側に箒沢権現山があり、その上にかすかに越前岳が見えています。権現山が、丹沢湖の北側にもあり、そちらは世附権現山と呼んでいます。



畦ヶ丸の左側に箒沢権現山があり、その上にかすかに越前岳が見えています。




■10:53  大室山中腹、標高1168.8mからの富士山。霞漂う春の富士山です。初夏の富士山といっても良い、緑の山なみの上にいる富士山です。富士山の雪はこれから段々解けていきます。



大室山中腹、標高1168.8mからの富士山。




■11:00 緑の枝葉が作る額縁の中に富士山。



大室山中腹からの富士山。緑の枝葉が作る額縁の中に富士山。



■11:01 ミツバツツジが咲いています。



ミツバツツジ





■11:05 大室山の山頂を眺めながら山道を登ります。



大室山の山頂を眺めながら山道を登ります




■11:11 犬越路から0.8km。



犬越路から0.8km




■11:11 犬越路から0.8kmの地点からの富士山。標高約1240m。



犬越路から0.8kmの地点からの富士山




■11:14 富士山が見えると、すべて撮ってしまい、その殆どを山歩き記に載せてしまう。



大室山中腹からの富士山




■11:15 ベンチがあります。



ベンチがあります




■11:15 ベンチの先の登山道。



ベンチの先の登山道




■11:21 富士山眺めて尾根歩きで、ゆっくり春の坂道を進みます。



富士山眺めて尾根歩きで、ゆっくり春の坂道を進みます





■11:21 樹木の間に富士山が見えるところが多い。富士山周辺の全貌は、まだ見せてくれません。



大室山中腹からの富士山。樹木の間に富士山が見えるところが多い




■11:24 再び、緑の枝葉が作る額縁の中に富士山。



緑の枝葉が作る額縁の中に富士山




■11:38 階段の道を進みます。



階段の道




■11:46 樹木の奥に富士山。



樹木の奥に富士山




■12:00 樹木の間に富士山。



樹木の間に富士山




■12:01 マメザクラの下を進みます。



マメザクラの下を進みます



■12:01 マメザクラと富士山。



マメザクラと富士山




■12:03 マメザクラと富士山。



マメザクラと富士山




■12:09 登山道の周りにバイケイソウの群生。




登山道の周りにバイケイソウの群生




登山道の周りにバイケイソウの群生




■12:15 大室山西ノ肩に登る階段下の展望地からの富士山。大室山で最も樹木の妨げの無い富士山が見られる展望地。



大室山西ノ肩に登る階段下の展望地からの富士山




■12:23 階段を登ります。



階段を登ります




階段を登ります




■12:24 大室山西ノ肩到着。行き先表示板に「→大室山0.3km」、「←加入道2.1km、白石峠2.7km」にあります。大室山山頂は展望が無いので、訪問は後にして、西ノ肩広場の左の方へ進みます。



大室山西ノ肩




■12:24 樹木の奥に富士山が見えます。この樹木の先まで進み、富士山を眺めます。



樹木の奥に富士山



■12:26 大室山西ノ肩からの富士山がいる大展望です。
檜洞丸、畦ヶ丸の丹沢山地と菰釣山、御正体山の道志山塊の山並みが続きその上に富士山がいます。富士山の左側には愛鷹連峰、箱根の山が続き、そのおくには伊豆の山がいます。



大室山西ノ肩からの富士山がいる大展望




大室山西ノ肩からの富士山がいる大展望の山座同定



拡大画像&山座同定のリンク画像  



■12:32 大室山西ノ肩からの富士山。


■12:32 大室山西ノ肩からの富士山。大室山から突風口へ向かう尾根道の先に富士山がいます。愛鷹連峰を従えた丹沢山地から眺める富士山です。



大室山西ノ肩からの富士山。大室山から突風口へ向かう尾根道の先に富士山がいます。






富士山おにぎり  12:35-13:39 おにぎりの時間。おにぎり 富士山



山頂には行かず、大室山西ノ肩でおにぎりを食べる。黄色のポリタンクが少し邪魔ですが枝の奥に富士山が見えるところでおにぎりを食べる。山頂でなくても、富士山の見えるところでおにぎりを食べると、おいしさが倍増します。また、富士山を眺めながら飲む珈琲は格別です。




大室山西ノ肩からの富士山




30分ほど先に富士山展望地がある。


大室山西ノ肩から突風口に、30分ほど進むとすばらしい富士山展望地がある。
3年前の2015.4.27の道志のほうから加入道山に登り、突風口から大室山まで歩いたときに、
その展望地から富士山を眺めた。加入道山から畦ヶ丸までの尾根を前景にした雄大な富士山がいる大展望です。

しかし、そこまで行くと加入道山経由で西丹沢ビジターセンターに下りることになる。
登山地図の標準時間で休み時間無しで3時間40分。犬越路経由は2時間35分。

休み時間を入れると、西丹沢ビジターセンターにつくのが6時ごろになる。
新松田行きのバスは6時すぎに最終便があるが、長後の自宅に着くのが8時過ぎになる。
ということで今回は、展望地行きをあきらめた。健脚の人はこの富士見コースを行くべきです。




突風口-大室山西ノ肩間からの富士山 2015.4.27 10:36

突風口-大室山西ノ肩間からの富士山 2015.4.27






犬越路-大室山西ノ肩間に多くの富士山展望地

3年前の2015.4.27の道志のほうから加入道山に登り、大室山から犬越路まで歩いたときに、富士山方面は雲に覆われており、富士山が見えそうなところが数箇所あったが富士山本体は確認できなかった。今回の第一目的は犬越路−大室山西ノ肩でどのぐらい富士山展望地があるかを確認することでした。

今回の犬越路−大室山西ノ肩の山歩きで、10-15分ごとに富士山展望地があることを確認した。
前回歩いたときに予測した以上です。そのときに予測した場所から富士山が見えたときにはうれしい気分になりました。
下に一例示します。富士山がいる位置が若干異なりました。



2015.4.27■13:59 富士山が見えると思われる所←そのときの記述

大室山ー犬越路間の富士山展望場所



2018.4.29■10:53 大室山中腹、標高1168.8mからの富士山。
富士山は緑の畦ヶ丸と菰釣山の上にいます。富士山の右側に御正体山が見えます。
ここから、大室山西ノ肩まで富士山展望地が頻繁に出てきます。  ←今回の記述



2018.4.29■10:53 大室山中腹、標高1168.8mからの富士山。










■13:39  マメザクラの先の分岐まで戻り、0.3km先の大室山山頂に進みます。




マメザクラの先の分岐




■13:42 右側に丹沢山地の山並みが見えます。



右側に丹沢山地の山並みが




■13:42 マメザクラが咲いてる道を進みます。



マメザクラが咲いてる道




■13:48 大室山山頂、標高1587mです。



大室山山頂、標高1587m




■13:48  大室山山頂、山梨百名山の表示柱。周りが樹木で覆われて展望がありません。富士山展望地があれば、西ノ肩より更に雄大な景観が見られる思い、残念です。道志の大渡りに下る表示板があります。



大室山山頂、山梨百名山の表示柱。





■13:49 山頂から分岐に戻る道で、キクザキイチゲ。
キクザキイチゲ(菊咲一華)は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)とも呼ばれる。 キクに似た花を一輪つけることからこの名がついた。



キクザキイチゲ



■13:57 大室山西ノ肩から犬越路へ下りていきます。



大室山西ノ肩から犬越路への表示板




■14:00 階段を下る途中で富士山。富士山がかなり霞んでいます。



階段を下る途中で富士山





■14:00 西ノ肩からの下りがかなり急坂であるのがわかります。



西ノ肩からの下りがかなり急坂




西ノ肩からの下りがかなり急坂




■14:22 ムシカリ。

ムシカリ(虫狩)、葉を虫が好むためこの名がついた。別名: オオカメノキ(大亀の木)、葉脈がシワ状に目立ち、また、形が亀の甲羅に似ているから大亀の木。



ムシカリ





■14:24 下りは花を見ながら歩きます(相棒さん)。



下りは花を見ながら歩きます




■14:26 鳥の声が聞こえますが、見上げてもその姿はありません。



鳥の声が聞こえますが、見上げてもその姿はありません




■14:38 富士山は霞の空に浮かんでいます。



富士山は霞の空に




■14:43 犬越路から上ったところのベンチに到着。



犬越路から上ったところのベンチ




■14:50 緑が美しい。



緑が美しい



■14:55 ミツバツツジ。

ミツバツツジ(三葉躑躅 )4-5月頃に紅紫色の花が咲く。花が終わってから葉が出てくる。枝先に三枚の葉がつくことからこの名がついた。


ミツバツツジ




■15:12 犬越路到着。



犬越路




■15:12 犬越路の避難小屋。8人ほど寝られるスペースがあります。トイレもあります。



犬越路の避難小屋




■16:12 用木沢の出合。



用木沢の出合





■16:41 キャンプ場。日曜日ですのでテントがいっぱい。



キャンプ場




■16:42 西丹沢ビジターセンター到着。



西丹沢ビジターセンター




■17:02-17:58 西丹沢ビジターセンターからバスで新松田駅へ。



西丹沢ビジターセンターからバスで新松田駅へ




■18:08 小田急小田原線新松田駅発。



■19:15 小田急江ノ島線長後駅着。 



END 











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