シロヤシオとトウゴクミツバツツジ眺めて山歩き
今回の第一目的はシロヤシオ、第二目的は富士山、第三目的は脚力増進。花が第一目的になる登山は、シロヤシオの檜洞丸だけです。そのため、1962年に開かれたツツジ新道を登る。ツツジ新道は檜洞丸登山で最も多く使われる人気ルートであり、その名の通り登山道にはツツジが多く自生している登山道です。シロヤシオはツツジ科ツツジ属の落葉樹で、別名はゴヨウツツジです。 シロヤシオの開花時期は短いためネットで「花が咲きました」という情報を得て登山日を決めて出発。そのため、満開のシロヤシオは堪能しましたが、富士山展望のための天気予報検討がないため、富士山は雲の中でした。 |
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■登山コース&時刻 赤色が今回ののコースです。ツツジ新道を登り、ツツジ新道を下りました。 出発地の「西丹沢自然教室」は、現在「西丹沢ビジターセンター」に変更。 ![]() ![]() |
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■5:59 小田急江ノ島線長後駅発。 ■7:03 小田急小田原線新松田駅到着。 ■7:15 小田急線新松田からバス出発 。バスは混んでいて座れません。連休中で、シロヤシロの季節のため、覚悟はしていたが、立ったまま75分は長い。もう一本早い電車で来なければいけない。 ![]() ■8:30 西丹沢自然教室到着
■8:47 西丹沢自然教室(現在は西丹沢ビジターセンター)の館内にトイレがあります。登山届けを出して出発します。 林道を進み、右側にある登山口からなだらかな登山道を進みます。歩いている時はフリースを着ていると汗をかく。本日の最高温度は18℃でした。 ![]() ■8:37 舗装道路から、右の山道に進みます。 行き先表示板 「←東海道自然歩道 用木沢出合1.3km (つつじ新道入口) 東海自然歩道 西丹沢教室0.5km→ :檜洞丸4.8km(つつじ新道)↑」(写真は2015.2.7撮影) ![]() ■8:51 マルバウツギが咲いていました。 マルバウツギ(丸葉空木)は、アジサイ科ウツギ属の落葉低木。ツクシウツギともいう。葉は楕円形から卵形で、他のウツギ属と比べると丸みがある。花期は4-5月頃で、白い花を咲かせる。(ウィキペディア) ![]() ■ 西丹沢自然教室からゴーラ沢出合までは45分程。なだらかな坂道で3月にはミツマタの花が咲きます。
■9:30-9:38 西丹沢自然教室から43分で、ゴーラ沢出合到着、休憩。橋はないので、沢の中の都合の良い石を選びその上を渡ります。 ![]() ■10:28 ゴーラ沢出合から50分で展望園地到着。ここは富士山展望地ですが、富士山は全く見えません。この日はシロヤシオが第一目的、第二目的の富士山は雲の中。 ![]() ■2か月前の2014.3.28 10:24 晴天、宝永山の下に霞がかかっていますが、山頂付近はくっきりと見えました。
数年前に比べ枝が伸びているため、富士山をその間に入れるのが難しくなっている。 ![]() ■10:40 展望園地を出発。ここから「山頂まで0.8kmベンチ」まで55分程ですが、かなり厳しい急峻な坂道を登ります。
■11:23 展望園地から43分程、トウゴクミツバツツジが咲いています。 ![]() ■11:28 登山道の周りをシロヤシオが囲んでいます。このあたりから満開のシロヤシオに囲まれた山道が続きます。シロヤシオの花は、まぶしいほどの白さです。
![]() ![]() ■11:29 シロヤシオの花が多く落ちている山道を登ります。
![]() ■11:34 「頂上まで0.8kmベンチ」 到着、小さな広場にベンチがあります。満開のシロヤシオの花に囲まれて休憩。
表示板は「檜洞丸 0.8km」で、「頂上まで0.8kmベンチ」は、自分が勝手につけた地点名です。 ![]() ■11:34 「頂上まで0.8kmベンチ」には、「猿の腰掛け」がついた大木がありましたが、台風のためか倒れてしまいました。横の若いシロヤシオの木も倒れそうです(上の写真)。登山道も時間とともに変わっていきます。 ![]() ■2008.5.24 11:25 目印になる大きな木でした ![]() ■11:45 ベンチに座り、周りの景色を眺めます。この左側の奥に富士山も見えますが、今日は雲の中。
![]() ■11:34 「頂上まで0.8kmベンチ」の周りはシロヤシオ満開。
![]() 縁の周りが赤く色づいた倒卵形の葉が、素敵です。 倒卵形とは、 卵を逆さにした形、上が太く下の方が細くなった形です。
![]() ![]() ![]() ![]() ■11:47 「頂上まで0.8kmベンチ」を出発。頂上まで55分程です。ブナの木とシロヤシオ ![]() ■11:50 シロヤシオの花が鮮やかです。
![]() ![]() ■11:51 トウゴクミツバツツジの赤紫の花も鮮やかです。
![]() ![]() ■11:52 登る道の周囲をシロヤシオの花が囲みます。 ![]() ![]() ■11:55 ここが、今回最も気に入ったところです。上下左右シロヤシオに囲まれて山道を進みます。シロヤシオ回廊を歩く気分になります。それほどのシロヤシオが群生し、満開になっています。また、白いシロヤシオが溢れる中に、ところどころに見える赤紫のミツバツツジが美しい
■11:56 山道の地面もシロヤシオ
![]() ■12:00 木の股からトウゴクミツバツツジ。富士山がいないときは、いろんなものを映します。 ![]() ■12:02 シロヤシオ
![]() ■12:05 檜洞丸 「頂上まで0.8kmベンチ」〜石棚山分岐のシロヤシオ ■12:05 階段の先に青空が見える。 ![]() ■12:06 満開のシロヤシオ ![]() ■12:07 ブナの樹とシロヤシオ。この先が石棚山分岐。
檜洞丸のブナは、1988年の「かながわの美林50選」に「檜洞丸のブナ林」として、選ばれています。しかし、その後、大気汚染物質、酸性雨、害虫などによりブナ林の衰退が続いているようです。 ![]() ■12:12 石棚山分岐を休憩なしで出発して5分。地面を見ると愛らしいツルキンバイ。
![]() ■12:13 トウゴクミツバツツジ
![]() ![]() ■12:14 ブナの大木、このあたりから、シロヤシオの花はなくなります。
![]() ■12:15 木道になります。
![]() ■12:15 木道を進みます。
![]() ■12:17 木道を進みます。
![]() ■12:29 檜洞丸の頂上が見えてきました。
![]() ■12:31 檜洞丸の頂上広場の左側。
![]() ■12:33 檜洞丸頂上から100m先の富士山展望ポイントへ行きます。5分程。
![]() ■12:35 犬越路方面の登山道を下ります。充分注意して下ります。
![]() ■12:35 この日は、残念ながら富士山は雲の中。 ![]() ■12:35 富士山がいなくても、雄大で、素晴らしい景観です。 檜洞丸から続く熊笹ノ峰-大室山-加入道山-菰釣山-三国山の丹沢主稜の山を前景に富士山が聳えています。大室山の右手には大菩薩連嶺、雲取山などが続きます。 ![]() ■2ケ月前の2014.3.28に登った時の富士山と周囲の山の山座同定 ■12:36 階段の上から、丹沢主稜。
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■13:50 檜洞丸山頂から、この階段を下ると、青い屋根の青ヶ岳山荘、その横に有料トイレがあります。
青ヶ岳山荘は、期間営業の山小屋であり、週末・年末年始・連休のみ営業している。 トイレの後、登ってきた道を下ります。 ![]() ■13:50 ツルキンバイ。
![]() ■14:03 石棚山分岐。
![]() ■14:07 シロヤシオの花の中を下ります。
![]() ■14:13 「頂上まで0.8kmベンチ」
![]() ■15:34 トウゴクミツバツツジを眺めてて下ります。この後、展望園地、ゴーラ沢出合、西丹沢自然教室。
![]() ■16:40 西丹沢自然教室
■1705-18:20 西丹沢自然教室から新松田駅までの長いバス。長い長い75分間、熟睡。
![]() ■18:28 小田急小田原線新松田駅発。 ■19:35 小田急江ノ島線長後駅着。 END |