不老山の山歩き記  2016年4月15日(金)


  

富士山が最も見えるコースで登りました。駿河小山駅から、「不老の活路」(富士箱根トレイルコース)を登り、生土山分岐を経由して不老山南峰-不老山北峰(山頂)に到達します。春なのに一日中鮮明な富士山を眺めて歩きました。




不老山登山コース

赤線が今回のコース。世附峠から丹沢湖の浅瀬橋に下る道、駿河小山駅に下る道は通行止め(2015年)。


不老山登山ルート

今回のコース 時刻
小田急江ノ島線
湘南台駅

6:26 
JR御殿場線
駿河小山駅
260m

8:35
生土
 300m
8:56
鉄塔A 
富士山展望地
10:12
生土山分岐
 580m
10:20
伐採地鉄塔B
富士山展望地
 680m
10:35
11:02
不老山南峰
 926m
11:42
13:02
伐採地鉄塔B 13:34
生土山分岐 13:47
生土 15:00
駿河小山駅 15:24
小田急江ノ島線
長後駅
 17:23



不老山と富士山(大野山休憩舎から) 不老山の富士山展望地は大野山休憩舎と富士山からの方位角がほぼ同じです。

不老山と富士山(大野山休憩舎から)




不老山の山歩き記 2016年4月15日(金)




■6:26 小田急江ノ島線湘南台駅発。


■8:28 御殿場線駿河小山駅前、小田急線の人身事故のため、7:43到着予定より40分ほど遅れて到着。駅前のバス停広場に降りる前に富士山が見えます。富士山山頂の左側に少し雲があります。右下のおやま観光マップの上にクマにまたがった金太郎さんがいます。



御殿場線駿河小山駅前からの富士山




■8:40 鮎沢川へ進む道で、大きい富士山が見えてきました。標高3776mとは思えないほど、低く見えます。



鮎沢川へ進む道からの富士山



■8:44 鮎沢川(下流で酒匂川になる)の富士見橋からの富士山。宝永山周辺の雲が多い。鮎沢川の上に沢山の鯉のぼりが泳いでいます。



鮎沢川の富士見橋からの富士山









■8:48 端から右に曲がり、少し進んで、左の道にはいる前に振り返ると富士山。



振り返ると富士山




■8:56  東名高速道路が見えてきます。その下まで行きとトレイルコースの案内板があります。トレイルコースの途中から、登山道になります。

トレイルコースは「富士箱根トレイルコースで、静岡県と山梨県、神奈川県の県境に位置し、富士山五合目から西丹沢と呼ばれる三国山稜・湯船山・不老山を経て、足柄山系の金時山までを縦走する総延長約43kmの区間です。


「入山門あり」の表示板




■9:19 登山道から急な階段を上り山道を進みます。途中の新緑が美しい。



新緑が美しい登山道




■9:34 登山道の右側に大野山が見えます。ここで休憩10分。



大野山が見えるところで休憩




■10:04 枝の間から富士山が見えてきました。



枝の間から富士山




■10:12 第二鉄塔からの富士山。宝永山周辺の雲が少なくなっており、第三鉄塔の展望地からの景観に期待できそうです。



第二鉄塔からの富士山




■10:13 富士の裾野に電線が走ります。



富士の裾野に電線が走る




■10:20 生土山分岐到着。半次郎さんが笑顔で迎えてくれます。昨年は行き先表示柱の上にありましたが、今回はベンチの上にいました。



生土山分岐



■10:29 第三鉄塔の富士山展望地に向かう途中で、樹木の間に鉄塔と富士山。



樹木の間に鉄塔と富士山




■10:30 樹木の前に出て鉄塔と富士山。高さを競い合ってます。



鉄塔と富士山




■10:34 第三鉄塔がある展望地に到着。樹木が伐採されて切り株がベンチになっている広場です。鉄塔は右上にあります。ここが不老山の中で最も見晴らしの良い富士山展望地。



第三鉄塔がある展望地




■10:37 到着時は、少し雲がかかっていました。



第三鉄塔がある展望地からの富士山




■10:40 幸運にも、到着から3分の間に富士山にあった雲がすっかり消えていきました。富士山周辺の全貌です。富士山と愛鷹山の中央に、鉄塔と電線があります。電線が富士山の景観を邪魔しているとは思わず、富士山と鉄塔・電線がコラボした景観として眺めています。昨年は、春霞で愛鷹山が定かに見えませんでしたが今回は愛鷹山まで鮮明に見えています。



第三鉄塔がある展望地からの富士山




■10:40 富士山と鉄塔と愛鷹山


富士山と鉄塔と愛鷹山





■10:40 富士山と鉄塔と愛鷹山


不老山中腹の第三鉄塔伐採地からの富士山と送電鉄塔と愛鷹山






■10:40 富士山と鉄塔と愛鷹山。壁紙用。








■10:44  4月になると太陽は高い位置で動きます。そのため、富士山全面に日の光が当たります。






■10:44 富士山の右側は三国山陵。






■10:45 解けていく雪のためか、凹凸が少なく、なだらかな積雪状態です。



不老山の第三鉄塔がある展望地からの富士山




■10:54 第三鉄塔を下から撮影。



鉄塔




■10:55 雲がまた少し少なくなっていきます。富士山の雲管理者に感謝して不老山南峰に向かいます。



第三鉄塔がある展望地からの富士山と鉄塔と愛鷹山



■11:19 左側の樹木の間から富士山。樹木がなければ富士山が見える登山道です。



樹木の間から富士山




■11:24 南峰に向けて進みます。



南峰に進む登山道




■11:34 林道が交差するところに到着。



リンドウ交差地点




■11:42 不老山南峰に到着。

この3分前に突然狸が登山道に現れました。我々はびっくりして狸を眺めましたが、狸もびっくりしたようでジーと我々を眺めてた後に、すごい速さで登山道をよぎっていきました。カメラのシャッタを押す時間はありませんでした。不老山はこの時期、あまり登山者は多くないようです。この日は2組しか会いませんでした。



不老山南峰



■11:43 不老山南峰からの富士山。

樹木の間から富士山が見えます。伐採地の鉄塔のところからは見えなかった右側の山が見えます。富士山の右下が三国山で、その右に鉄砲木ノ頭。それらの手前に、湯船山、白クラノ頭が有りその尾根が不老山につながります。



不老山南峰からの富士山




■11:43 不老山南峰からの富士山。








■11:44 南峰から0.2kmいくと不老山山頂(不老山北峰)ですが、そこは展望がないため、ここで昼食休憩。
北峰の山頂広場にはサンショウバラの木があるため、6月の開花の季節にはそちらで昼食をとります。



不老山南峰からの富士山



■13:12 今回は北峰に行かず下山。山桜が咲いていました。



山桜




■13:34 第三鉄塔の展望地に着きました。13時を過ぎても鮮明な富士山です。下山時によると、いつもは霞んでいます。今日は年に数回しかない富士山展望日和のようです。



第三鉄塔の展望地からの富士山



■13:47 生土山分岐

真っすぐ行くと登ってきた不老の活路(トレイル道)、右に行くと生土不老山林道。途中に神縄断層が見えるところが有ります。半次郎さんに挨拶して、生土不老山林道に行くため右に下ります。



生土山分岐



■13:52 山桜。



山桜



■13:53 青い空と樹木の緑が美しい。



青い空と樹木の緑




■13:55 富士山が見えるところで休憩。



下山道からの富士山



■14:22 霞が強くなり、富士山にも雲がかかってきました。



雲がかかる富士山




■14:37 滝があります。



滝




■14:38 ヤマブキの黄色が鮮やかです



ヤマブキ




■14:39 新緑を眺めながら進みます。



不老山の新緑




■14:40 神縄断層です。1500万年にあった島が、100-50万年前に本州に衝突して伊豆半島になり、更に北上して、丹沢山地を隆起させた。
その日本列島の歴史の痕跡を直接見ることができます。今も、地球は動いています。



神縄断層




■15:10 東名高速道路下のトレイルコース分岐に戻り、車道に出ました。さすがに富士山は相当かすんできました。



車道からの富士山



■15:13 富士見橋横のチュウリップ



富士見橋横のチュウリップ




■15:14 富士見橋からの富士山。



富士見橋からの富士山



■15:24 御殿場線駿河小山駅到着。


■17:23 小田急江ノ島線長後駅到着。



END

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