足柄峠・矢倉岳の山歩き記  2014年12月7日(日)


  

これまでの登山では、矢倉岳に登り、万葉公園を歩き足柄峠について、足柄城址跡から富士山を眺めた。その場合、足柄城址跡に着くのは14:00頃になり、晴天の日でも少し霞んだ富士山になります。

今回は足柄城址跡から10時前の富士山を眺めるため、7:50に足柄駅を出発しました。



足柄峠と富士山の地図



矢倉岳登山コース
登山コース
時刻
小田急江ノ島線
湘南台駅

6:17
足柄駅
331m
7:50
8:01
赤坂古道入口 8:46
8:53
足柄古道出口  
9:12
足柄城址公園
 751m
9:30
9:58
足柄峠747m
10:02 
万葉公園停
741m
 
10:08
10:10
山伏平
10:52
10:57
矢倉岳
870m
11:15
12:35
農道終点 13:24
13:37
矢倉沢公民館) 14:00
14:20
矢倉沢バス停
265m
14:23
14:32
小田急小田原線
新松田駅
15:00
15:04
小田急江ノ島線
長後駅
16:08
  


足柄峠と富士山 (大野山休憩舎から)

足柄峠と富士山 (大野山休憩舎から)






足柄峠・矢倉岳の山歩き記   2014年12月7日(日)





■6:17 小田急江ノ島線湘南台駅発。藤沢駅、国府津駅乗り換えで御殿場線足柄駅へ。



御殿場線足柄駅へ




■7:50-8:01 御殿場線足柄駅着。駅から真っ白な富士山山頂が見えます。快晴です。気温-1℃。



御殿場線足柄駅からの真っ白な富士山




■8:09 足柄峠へ進みます。振り返ると富士山、すそ野まで見えてきました。







■8:25 坂道を登り振り返ると富士山。赤坂古道、足柄古道の他は舗装された車道です。




坂道を登り振り返ると富士山




■8:37 栗の木沢の唯念名号碑。「南無阿弥陀仏」と書かれています。六字名号碑としては日本最大のものです。




栗の木沢の唯念名号碑説明板


栗の木沢の唯念名号碑。「南無阿弥陀仏」





■8:46-8:53 車道から赤坂古道に入る。この入口で休憩






■9:09  古道の途中で富士山




■9:12 赤坂古道を出たところに足柄古道の標示柱。足柄古道の一部が赤坂古道と呼ばれていたか(?)。




足柄古道の標示柱




■8:20 坂道を登ると左側に地蔵さん。





■9:22 その上にまた地蔵さん。こちらは六地蔵の表示板。どちらにも花が飾られています。



下の六地蔵




足柄峠六地蔵

足柄峠まであと一息というところに鎮座する地蔵群。「六」の所以は六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道)を彷徨う衆生を救済する六人の地蔵菩薩様からきているといわれている。しかしこの六地蔵は2箇所にあり、峠に近いものを「上の六地蔵」、もう一方を「下の六地蔵」と呼び区別している。「下の六地蔵」は8体あるが、これらはいずれも竹之下合戦の弔いのために方々にあったものを、一カ所に集めたものではないかと言われている。

  歴史|金太郎 生誕の地、小山町観光情報 より引用




■9:22 金太郎関係の標示板、詳細不明。



金太郎関係の標示板


■9:23 遊歩道入口。こちらから足柄峠にある足柄城址の富士山展望地へ行きます。

■9:32 富士山が見えてきました。
■9:33 足柄城址展望地の手前からの富士山




足柄城址展望地の手前からの富士山






■9:37 足柄城址展望地からの富士山。10時前に眺めることができました。
草原のなかに富士山展望用のベンチが有ります。相棒さんがゆったり座っています。



足柄城址展望地からの富士山








■9:37 足柄城址展望地からの富士山



足柄城址展望地からの富士山








■9:37 足柄城址展望地からの富士山。壁紙用 1920*1200ピクセル。



■9:42 足柄城址展望地からの富士山。




■9:45 足柄城址展望地からの富士山山頂部。



■9:47 足柄城址展望地からの富士山山頂部。冠雪の状態が変わっています。中腹部の冠雪が少ない。冠雪が少ないところが風の通り道か。



■9:47 足柄城址展望地からの富士山山頂部。



足柄城址展望地からの富士山山頂部




■9:52 足柄城址展望地の後方からの富士山。左側に箱根の金時山が見えています。






■10:34 足柄城址石碑からの富士山。



足柄城址石碑からの富士山





足柄城址と生田蝶介の碑


足柄城は、小田原北条氏の属城でした。城主は北条氏光で、当番で守る城でした。
足柄峠を中心に尾根上のいくつかの城郭群に守られた出城で、天正18年(1590年)豊臣秀吉の小田原征伐後に廃城となりました。
現在では、本丸そして一の郭から五の郭までに604mの遊歩道が整備され、井戸の跡や空堀跡などをみて散策できます。

足柄城址|富士のあるまち・金太郎生誕の地、静岡県小山町 より引用


生田蝶介の碑

富士山を見渡せる足柄城跡に建つ。歌人、小説家として明治~昭和に活躍した生田蝶介の短歌が刻まれている。下関出身だが小山町に疎開したことで親交を深めた。
この碑には「全貌を 裾野まで見せてあますなし 不二は悠然と 天ささげ立つ」とある。

歴史|金太郎 生誕の地、小山町観光情報より引用



■10:11 足柄城址からの富士山と石碑。







■10:01 足柄山聖天堂。本尊は弘法大師が自筆の「足柄峠」の額と共に奉納したといわれる大聖歓喜双身天(石像1.8m)。
画像の右側に熊にまたがった金太郎がいます。



足柄山聖天堂


■10:02 足柄峠の標示柱 「あずまはや   足柄峠」
ヤマトタケル(倭建命)が、亡妻を偲んで「あずまはや」といった峠です。



足柄峠の標示柱 「あずまはや   足柄峠」




■10:10 バス停の横、万葉公園の入り口の希望の丘。富士山が見えます。



希望の丘からの富士山




■10:10 希望の丘石碑からの富士山。



希望の丘石碑からの富士山




■10:17 矢倉岳に向けて万葉公園を歩きます。



万葉公園を歩きます




■10:18 道の傍らに万葉の歌がたくさん書かれています。



万葉の歌




たくひれの鷺坂山の白(しら)つつじ
   我(われ)ににほはね妹(いも)に示さむ


鷺坂で作った歌一首
 ※「鷺坂」さぎさか。京都府城陽市久世の久世神社東方の坂道。

1694 たくひれの鷺坂山の白(しら)つつじ我(われ)ににほはね妹(いも)に示さむ

 ※枕詞:たくひれの
 ※「にほはね」〈にほふ〉美しい色に染まる。〈ね〉願望。

    鷺坂山に咲いている
    白いツツジよ わたくしの
    衣をみごとに染めてくれ
    帰って妻に見せるから



    讃岐屋一蔵の古典翻訳ブログより引用





■10:25 矢倉岳が見えてきました。



矢倉岳が見えてきました




■11:10 矢倉岳中腹からの富士山。



矢倉岳中腹からの富士山






■15:31 矢倉岳山頂手前の富士山展望地からの富士山



>矢倉岳山頂手前の富士山展望地からの富士山





■11:20 矢倉岳山頂からの富士山



矢倉岳山頂からの富士山







 富士山眺めておにぎりの時間 11:40-12:35  




11:55 矢倉岳山頂からの富士山と箱根の山を眺めて、おにぎりの時間。
山頂で登山者が広い草原広場で富士山を眺めてゆったり過ごしています。矢倉岳山頂の良いいところです。


矢倉岳山頂からの富士山。箱根の山も入れて。



相棒Season11に足柄城址跡からの富士山が出てきました

相棒 Season11 第11話 相棒 元日スペシャル「アリス」(2013.1.1)
早蕨村の二百郷茜役で「波留」さんが出ています。22歳か。この作品でファンになりました。

早蕨村は架空の村ですが、ラストで杉下右京が足柄城址跡の草原を歩く姿が有りました。

この頃の相棒スペシャルは面白かった。ここ2、3年の相棒スペシャルは質の低下を感じる。脚本陣の奮起を期待する。

この山歩きで登場する「相棒さん」は、かなりの「相棒」フアンで昼の再放送を三回目でも楽しく視聴しているため命名しました。




2015年度下半期放送のNHK「連続テレビ小説」第93シリーズの『あさが来た』で、波留さんは主演で出ています。




小山町の金時神社の伝説 



聖天堂前の金太郎





足柄駅と愛柄峠の間にあります




頼光と出会った場面を描いた月岡芳年の


 


金太郎にはいくつも伝説が存在する。幼児向けの絵本などで流布しているものに近い、静岡県駿東郡小山町の金時神社の伝説は以下のとおりである。

金太郎は天暦10年(956年)5月に誕生した。彫物師十兵衛の娘、八重桐(やえぎり)が京にのぼった時、宮中に仕えていた坂田蔵人(くらんど)と結ばれ懐妊した子供であった。八重桐は故郷に帰り金太郎を産んだが、坂田が亡くなってしまったため、京へ帰らず故郷で育てることにした。成長した金太郎は足柄山で熊と相撲をとり、母に孝行する元気で優しい子供に育った。

天延4年3月21日(976年4月28日)、足柄峠にさしかかった源頼光と出会い、その力量を認められて家来となった。名前も坂田金時(きんとき)と改名し、京にのぼって頼光四天王の一人となった(四天王には他に渡辺綱、卜部季武、碓井貞光がいる)。 当時、丹波の国の大江山(現在の京都府福知山市)に住む鬼の頭目、酒呑童子が都に来ては若い男女を誘拐するなどの悪事をなしていた。 永祚2年3月26日(990年4月28日)、源頼光と四天王たちは山伏に身をかえて大江山に行き、 神変奇特酒(眠り薬入りの酒)を使って酒呑童子を退治した。


      金太郎 - Wikipediaより引用













■12:37 相模湾が見えてます。登山者が座っているところに展望台がありました。相棒さんが下山するようです。



矢倉岳から相模湾




■12:39 相棒さんが下山します。後についていきます。



相棒さんが下山




■15:31 12月7日ですが紅葉がきれいです。



12月7日ですが紅葉




■13:13 まっすぐ伸びる杉林。



まっすぐ伸びる杉林




■13:26 舗装道に出ます。



舗装道




■13:41 茶畑が綺麗です。



茶畑が綺麗




■13:59 一般の家の矢倉岳ハイキングコースの表示。



一般の家の矢倉岳ハイキングコースの表示



■14:00 橋から。左の山は矢倉岳。






■14:20 矢倉沢バス停から小田原駅






■15:04 小田急小田原線新松田駅から小田急江ノ島線長後駅へ






■16:08 小田急江ノ島線長後駅到着



END








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