金時山の山歩き記  2014年1月24日(金)

  

金時山は2009年から4回登ったが、相性が悪く雲のない富士山を見ることができなかった今回はどうなるか。

1金時山山頂-下山

2.金時山再登頂-箱根外輪山




金時山登山コース地図


富士山と金時山  (明神ヶ岳から)

富士山と金時山  (明神ヶ岳から)
登山コース
時刻
小田急江ノ島線
湘南台駅

6:19
JR東海道線
小田原駅
 
7:30
仙石バス停
 650m
8:18
食堂横トイレで
身支度
8:43
矢倉沢峠
 840m
9:14
9:18
金時山
 1212m
10:08
雲の為富士山見えず。足柄方面に下山
10:58
富士山くっきりと見えるため金時山へ登り直し 11:24

金時山
 1212m
11:33
11:48
 乙女峠 1105m
 横のベンチでおにぎり
12:38
13:35
 丸岳
 1156m
14:15
 14:23 
 富士見台
 1015m
14:41
14:50
 長尾峠
 911m
15:05
  
 富士見ヶ丘公園
 1015m
15:52
16:02
 芦ノ湖展望公園
 1005m
16:28
 
 箱根レイクホテルバス停
 750m
17:13
17:15
 JR東海道線
小田原駅
18:24
 
小田急江ノ島線
湘南台駅着
19:20


 





金時山の山歩き記   2014年1月24日(金)





■6:19 小田急江ノ島線湘南台駅発。藤沢駅乗り換えで小田原へ。



小田急江ノ島線湘南台駅出発



■7:30-8:18 JR東海道線小田原駅バス出発-仙石バス停着。バス停から少し進み食堂横のトイレの所で身支度。




バス 箱根仙石バス停へ




■8:43 出発 ラーメンの旗がある道へ進みます。山並みの凹部が矢倉沢峠で、その左側の最も高いところが金時山、右側は明神ヶ岳に続きます。

上部に青い空が見えますが左側の富士山がいるところは雲に覆われているようです。




金時山への道



■8:44 道の向かい側にあるのが食堂、その左側にトイレが有ります。ここが金時山登山の出発点になってます。

金時山登山口





■8:55 金時山コース登り口です。ここから山道になります。






金時山コース登り口





■9:14-9:18 矢倉沢峠到着。右手にいつも閉まっている売店があり、その奥にテーブルと椅子が有ります、中央の上り道へ進みます。



矢倉沢峠







■9:26 笹に囲まれた道を登ります。




笹に囲まれた道を登ります





■9:40 左手に見える箱根の外輪山を雲が覆っています。しかしながら、青空が覗いています。



箱根の外輪山




■9:17 金時神社分岐に到着。ここで金時神社からの道と合流します。




金時神社分岐




■10:08 金時山山頂到着。

「天下の秀峰 金時山(きんときやま) 海抜1213m 静岡県小山町」の立派な表示塔が有ります。その後ろにさらに立派な富士山がいるのですが全面雲に覆われています。

山頂の表示塔には1213mとありますが、国土地理院の地図では、1212.4mです。そのため当サイトでは標高1212mを採用。

その右側は、「金時娘の茶屋」です。



金時山頂上からの富士山、雲の中



山頂の表示塔にある静岡県小山町は大きな町です。




■10:08 金時山の樹氷はとても美しいが、その先にいる富士山は見えない。




金時山の樹氷




■10:09 オヤ・・・・1分もしないうちに富士山方面に青い空が見えてきました。






富士山方面に青い空









■10:09:30 おやおやおや・・・・・雲が割れて富士山頂が見えてきました。空はとても青い。少し希望が湧いてきました。






■10:13 富士山山頂の左側が見えています。



富士山山頂の左側




■10:13 富士山山頂の左側が見えています。しかし・・・これ以上の雲の移動が有りません。 







■10:13 この富士山が、本日これまでにもっとも見えた富士山です。横山大観が描いたような富士山です。


■9:27 横山大観「日本心神」(1944年)、大観は雲の中の富士山を多く描いています。




横山大観「日本心神」

横山大観 「日本心神」 (1944) - パブリックドメインQ:著作権フリー画像素材集
より引用




「古い本に富士を『心神』とよんでいる。心神とは魂のことだが、私の富士観といったものも、つまりはこの言葉に言いつくされている。・・・
「富士の名画というものは昔からあまりない。それは形ばかり写すからだ。富士の形だけなら子供でも描ける。富士を描くということは、富士にうつる自分の心を描くことだ。心とは、ひっきょう人格にほかならない。それはまた気品であり、気迫である。富士を描くということは、つまり己れを描くことである」(横山大観 「私の富士山」昭和29年5月)。




■10:14 「金時娘の茶屋」の猫でしょうか、

『富士山は心で見なければいけない・・・横山大観「日本心神」の富士山と同じ雲の中の富士山で満足しなさい』と言っているようです。





■10;28 富士山だけに対しては執念深い性格です。大観の富士山では満足できません。諦めずに富士山方向を眺めています、





諦めずに富士山方向を眺めています





■10:31 面白いことに、富士山山頂部付近だけ雲が有りません。期待を抱かせる雲の状況です。



富士山山頂部付近だけ雲が有りません




■10:36 右側の青い空の部分が大きくなってきました。






■10:41 ・・・・・・しかし、雲が全面を覆ってしまいました。10:08の金時山山頂到着時と同じ状態に戻りました。風は富士山の左から右に吹いているようです、右側の青い空も消してしまいました、



雲が富士山全面を覆う




■10:42 左側の空は外輪山の尾根も覆うほど雲が満杯です。当方が、恨めしそうに、その雲を眺めています。



左側の空は外輪山の尾根も覆うほど雲




■10:50 10:08の金時山山頂到着から42分経ち、富士山はまた全面雲に覆われた。登山指導員である相棒さんから声がかかる。「おりますよ~」

これに従わないと、さっさと先に下りてしまうため、残念ですが「は~い、おります」と同意して下りる準備をします。



おりますよ~





■10:53 足柄峠側へ下山ます。こちらの道は積雪が多いため、アイゼンを付けて下りていきます。



アイゼンを付けて









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