1 松田山の山歩きでオオイヌノフグリ (1)一足早い春を求めて 例年、2月の末から3月のはじめに、一足早い春を求めて松田山を歩きます。今回は2015.年3月5日。 小田急小田原線新松田駅から、桜祭りの会場になっている松田山西平畑公園→みどりの風遊歩道→最明寺史跡公園の桜の石碑→春の花遊歩道→松田山入口バス停です。 ■9:37 松田山西平畑公園では、桜に囲まれた富士山が多くの場所で見られます。丹沢山地の三国山稜と箱根山地から続く鳥手山の間に富士山がいます。松田山は富士山から36kmですので、富士山が大きい。中央の川は酒匂川(さかわがわ)。 ■9:52 淡紅色と黄色の組み合わせが素晴らしく、春爛漫の別世界を歩いている気持ちになります。 松田山の桜は河津桜です。河津桜は、1955年に飯田勝美が静岡県賀茂郡河津町田中で原木を偶然発見した。その後の学術調査で今までに無かった雑種起源の園芸品種であると判明し、1974年に「カワヅザクラ(河津桜)」と命名され、1975年に河津町の木に指定された。1月下旬から2月にかけて開花する早咲き桜である。花は桃色ないし淡紅色で、ソメイヨシノよりも桃色が濃い。また花期が1ヶ月と長い。(カワヅザクラ - Wikipediaから) ■10:22-11:44西平畑公園からみどりの風遊歩道を歩き、最明寺史跡公園へ進みます。 ■11:46 最明寺史跡公園の石碑。桜の花がが刻まれているので、勝手に「桜の石碑」と呼んでいます。広場の桜はまだですが、梅が咲いていました。 この広場で富士山眺めて昼飯と珈琲 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 右の石碑 「願わくは 花のもとにて 春しなむ そのきさらきの 望月のころ 西行」 左の石碑 「久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花のちるらん 紀 友則」 ![]() 晴れた日には広場から富士山が見られます。(2012.3.16 10:32) ![]() 運が良いと白梅の花に囲まれたメジロに会えます 2017.02.19 10:22 ![]() さらに運が良いと食事中のアカウソにも会えます。2018.2.28 ![]() ■13:41 箱根の山と相模湾を望む展望の良いところがあり、爽やかな風を受けて歩きます。 ![]() (2)「オオイヌノフグリが咲いていた ■13:53 道端に春を感じさせてくれる草花が無数に咲いている。周りの木々の花が咲く前に、春の準備をしているようです。 野の花の名前はほとんど知らない。この青く可憐な花の名前は相棒さんが教えてくれた。「オオイヌノフグリ」 もう一度聞きなおした。やはり、「オオイヌノフグリです」 この青く可憐な花が「大犬の陰嚢」、見た目と名前のギャップがこれほど大きい花はこれが初めてです。 こんな可憐な花に、なぜ「オオイヌノフグリ」という名がついたか、誰かつけたか。 ![]() ![]() 青く可憐な大イヌノフグリのそばに赤紫色の上向きの細長い花弁が数個ある花が咲いている。 ![]() この花の名前も相棒さんが教えてくれた。「ホトケノザ」 立派な台座の上にある花で「仏の座」、こちらの花の名は納得。 ![]() オオイヌノフグリの咲くところには連れ合いのようにホトケノザが咲いています。春を告げる道端の草花の名コンビです。 この後注意してあるくと、家の近くの田んぼの道端などに、二つの花がたくさん生えていました。 ■13:55 単独で咲く菜の花も良い。 青、赤、黄の三原色の春を告げる花、キャンディーズの「春一番」が聞こえてくるような里山歩きです。 ♪雪がとけて川になって 流れて行きます つくしの子が恥ずかしげに 顔を出します もうすぐ春ですねえ♪ ![]() 一足早い春を満喫した後、家に戻り、「オオイヌノフグリ」と誰が名付けたかを調べた。 |