大山の山歩き記 2018.1.27


  

富士山展望に最適な冬晴れの一日、大山からの富士山を堪能しました。


登山コース
時間
小田急江ノ島線
長後駅

7:07
小田急小田原線
伊勢原駅
7:52
7:58
大山ケーブル駅バス停
 310m
8:14
8:20
大山寺
530m
8:57
9:04
阿夫利神社下社
695m 
9:30
9:47
十六丁目
 
10:32
10:45
二十丁目
富士見台
10:56
10:58
ヤビツ峠分岐
1166m
11:15
ヤビツ峠分岐横の
富士山展望台
11:18

大山
 1252m
11:37
12:45
見晴台
14:10
14:20
阿夫利神社下社
トイレ前
14:45
15:00
大山ケーブル駅バス停

15:47
16:02
小田急小田原線
伊勢原駅
16:26
小田急江ノ島線
長後駅
17:23
 


富士山と大山(塔ノ岳〜鍋割山間の小丸尾根分岐から) 


塔ノ岳〜鍋割山間の小丸尾根分岐からの富士山と大山の写真



大山の山歩き記   2018年1月27日




■7:07 小田急江ノ島線長後駅発


■7:52 小田急小田原線伊勢原駅


■7:58-8:14 伊勢原駅バス停からバスで大山ケーブル駅バス停



伊勢原駅バス停からバスで大山ケーブル駅バス停




■8:20 大山ケーブル駅バス停出発。ここから階段のこま参道を登る。空が青い。



大山ケーブル駅バス停出発




■8:34 大山ケーブル山麓駅到着ここから、ケーブルで行くと、6分ほどで阿夫利神社下社に到着する。
大山登山に来たので、当然、登山道を登る。女坂と男坂があるが、相棒さんと一緒なので、女坂を進む。



■8:38 この橋を渡り、女坂を進みます。「女坂というのに、なんでこんなに急な階段が多いのだ」と文句を言いながら進みます。男坂はもっと急です。



大山ケーブル山麓駅からこの橋を渡り、女坂を進みます。




■8:55 この階段を上ると大山寺。



階段と大山寺




■9:03 大山寺到着。

大山寺(おおやまでら)は、真言宗大覚寺派の寺院。大山不動の通称で知られる。山号は雨降山(あぶりさん)。本尊は不動明王。開基(創立者)は良弁と伝える。 高幡山金剛寺、成田山新勝寺と共にしばしば「関東の三大不動」に数えられ、江戸期には江戸近郊の観光地として賑わい、落語にも「百人坊主」として題材に取り上げられるほど、広く一般に浸透した。(大山寺 (伊勢原市) - Wikipedia





大山寺




■9:03 「かわらけ(土器)投げ」ができます。

崖下に直径2.5mの福輪があり、投げたかわらけがこの輪をくぐると幸運をもたらし、また、かわらけを投げるだけでも、厄除けになるといわれています。




大山寺で「かわらけ(土器)投げ」ができます




■9:04 大山寺出発。ここにもケ−ブル駅がありますが、当然、登山道を、「女坂なのに、なんでこんなに急な階段が多いのだ」と文句を言いながら登ります。


■9:30 阿夫利神社下社到着。


■9:37 阿夫利神社下社の石段を上ったところから、相模湾を眺めます。江ノ島が見えています。気温0℃。
 



阿夫利神社下社の石段を上ったところからの相模湾




■9:37 28q離れた江ノ島が、かなりはっきり写っています。藤沢市民ですので、江ノ島が見えると喜んでしまいます。

相棒さんが鳥を撮影するために購入したカメラ、canonのPowerShot SX60 HSで写しています。光学65倍[21mm−1365mm]F3.4-F6.5のレンズです。


28q離れた江ノ島




■9:47 阿夫利神社下社の左側に、大山の登山口があります。ここが大山一丁目で、門の奥に見えるかなり急な階段を上ります。大山山頂は二十八丁目です。その丁目を数えながら山道を登ります。



阿夫利神社下社の左側にある大山の登山口




■10:03 急な石段の道を進みます。雪が多く、アイゼンをつけて登ります。



急な石段の道




■10:20 八丁目の夫婦杉です。



八丁目の夫婦杉




■10:21 八丁目の夫婦杉から、十六丁目の広場を目指して、標識〇丁目の数を数えて登ります。一丁目の間隔は違うので注意が必要。



八丁目の夫婦杉から、十六丁目の広場へ




■10:32 十六丁目広場に到着。大山の急坂はここで終わり、ここから頂上まではゆるい登りになります。ベンチが置いてあります。



大山十六丁目広場




■10:32 ここで蓑毛からの道と合流します。

ここに十六丁目追分の碑が建っています。「この碑は、一七一六年に初建され総高三米六十八センチメートルもあり、江戸期の大山信仰の深さをしめしている。この石は麓から強力たちが担ぎあげた。」と説明版にあります。「強力たち」は何人いたのか、凄い強力たちです。



十六丁目追分の碑




■10:32 十六丁目追分の碑あたりから、樹木の間に富士山が見えます。ここで富士見台、山頂での富士山の見え方が予測できます。今日は雲一つない最高の状態です。雲が出る前に、急いで登ろうと、足に元気が湧いてきます。




十六丁目追分の樹木の間に富士山




■10:45 十六丁目出発。ヒジュウガラもがんばれと言っています。一〜十六丁目に比べて、緩やかな道を登ります。



大山のヒジュウガラ




■10:56 二十丁目の富士見台到着。「この先危険滑落注意」と張り紙があり、綱が張ってあります。この画面の右側に行き撮影します。



大山二十丁目の富士見台




■10:56 富士見台の右側から、枝葉を避けて撮影した富士山。

三ノ塔、ニノ塔、大野山、高松山などの丹沢山地に囲まれた富士山は、左のすそ野を愛鷹山と箱根山の間に伸ばします。



大山富士見台の右側から、枝葉を避けて撮影した富士山。




大山富士見台の右側からの富士山の山座同定


拡大&山座同定のリンクボタン




■10:56 大山の二十丁目の富士見台からの富士山と愛鷹山。左下の山頂部が禿げた山は岳ノ台、ヤビツ峠の西側の横にあります。



大山の二十丁目の富士見台からの富士山と愛鷹山






■10:56 大山の二十丁目の富士見台からの富士山。小富士も冠雪して、冠雪状態は最高です。



大山の二十丁目の富士見台からの富士山






■10:56  大山の二十丁目の富士見台からの富士山。宝永山の左下の二子山も雪をかぶっています。



大山の二十丁目の富士見台からの富士山






■10:59 富士見台の説明板



大山の富士見台の説明板




■11:15 富士見台から15分ほどで二十五丁目のヤビツ峠分岐に着きました。

ここから、すぐに山頂の方へは行かず、ヤビツ峠からの登山道を下ります。2、3分先に富士山展望地があります。


大山山頂部の地図



■11:18 ヤビツ峠分岐横の富士山展望地からの富士山。左下がヤビツ峠から登ってくる道です。



ヤビツ峠分岐横の富士山展望地からの富士山




■11:18  ヤビツ峠分岐横の富士山展望地からの富士山。大山から丹沢山地と富士山を眺めるには最適の展望地です。


大山のヤビツ峠分岐横の富士山展望地からの富士山と丹沢山地






大山のヤビツ峠分岐横の富士山展望地からの富士山と丹沢山地の山座同定



拡大&山座同定のリンクボタン




■11:20 ヤビツ峠分岐横の富士山展望地からの富士山



ヤビツ峠分岐横の富士山展望地からの富士山






■8:53 ヤビツ峠分岐横の富士山展望地からの富士山山頂部



ヤビツ峠分岐横の富士山展望地からの富士山山頂部






■11:20 6.2qさきの塔ノ岳山頂の尊仏山荘。

相棒さんが鳥を撮影するために購入したカメラcanonのPowerShot SX60 HSで写しています。光学65倍[21mm−1365mm]F3.4-F6.5のレンズです。頂上広場の人物まで写っています。







■11:20 三ノ塔山頂のの三ノ塔避難小屋







■11:26 ヤビツ峠分岐に戻り、山頂目指して上ります。







■11:28 山頂手前の階段を登り、二十七丁目の銅鳥居に着きました。このまま階段を登ると本社がある頂上に着きます。富士山展望を先にするため左側の登山道を登ります。



■11:30 登山道の左側に富士山が見えてきました。







■11:31 林の先端に進み、富士山を写します。







■11:32 大山山頂手前の登山道からの富士山



大山山頂手前の登山道からの富士山






■11:33 大山山頂手前の登山道からの富士山



大山山頂手前の登山道からの富士山






■11:35 登山道に戻り、少しすると山頂裏手にある電波塔が見えてきました。



山頂裏手にある電波塔




■11:37 電波塔横の富士山展望地に案内板があり、そこから富士山を眺めます。



電波塔横の富士山展望地に案内板があり、そこから富士山




■11:38 大山山頂北側の展望地からの富士山と丹沢山地



大山山頂北側の展望地からの富士山と丹沢山地





大山山頂北側の展望地からの富士山と丹沢山地の山座同定sa


拡大&山座同定のリンクボタン




■11:38  大山山頂北側の展望地からの富士山



大山山頂北側の展望地からの富士山






■11:38  大山山頂北側の展望地からの富士山 壁紙用




大山山頂北側の展望地からの富士山 壁紙用







■11:38 大山山頂北側の展望地からの富士山。ニノ塔、三ノ塔、三国山稜の上に堂々とした富士山。



大山山頂北側の展望地からの富士山






■11:39 大山山頂北側の展望地からの富士山山頂部。










 富士山眺めておにぎりの時間 11:40-12:35  


 
素晴らしい富士山眺めて、おにぎりを食べて、次の様に考えた。

二十丁目富士見台に、次のような説明板があります。

「富士見台 大山の中で、この場所からの富士山は絶景であり、江戸時代は、浮世絵にも描かれ茶屋が置かれ来迎谷(らいごうだに)と呼ばれている。 大山観光青年専業者研究会」

大山観光青年専業者研究会は、昭和63年ころ結成されたので、この説明板は、そのあと設置されたことになります。


富士見台からの富士山






大山来迎谷を描いた浮世絵は、歌川広重(1792-1858年) 「不二三十六景 相模大山来迎谷」があります。
『不二三十六景』(1852)は、広重がはじめて手がけた富士の連作で、
版元は佐野屋喜兵衛、武蔵・甲斐・相模・安房・上総など実際に旅した風景が描かれていると言われています。





不二三十六景 相模大山 来迎谷」 神奈川県郷土資料アーカイブ」より引用
「不二三十六景 相模大山来迎谷」では、両側から山が迫った峡谷の真ん中の奥に、山並みがあり、その上に富士山がいます。右側は急峻な崖の上に、鳥居があり、参詣者が一人描かれています。

しかし、富士見台からの景観とはかなり異なっています。富士見台からの景観では、右側に傾斜が付いた尾根が見られますが、左側には傾斜が付いた尾根が見られません。谷という景観ではありません。

そこで、「不二三十六景 相模大山 来迎谷」が描かれた場所である「来迎谷」の探索を行いました。

 






■12:35 電波塔横に苗木を鹿の食害から守る金網が張られています。そこからの富士山が最も視野が広い。








■12:36 電波塔横の金網のところで写します。富士山と丹沢山地と箱根の山が写ります。




大山山頂北側の電波塔の横からの富士山と丹沢山地と箱根の山






■12:36 電波塔横からの富士山と丹沢山地と箱根の山。



電波塔横からの富士山と丹沢山地と箱根の山






■12:38 電波塔と丹沢山地の右側



電波塔と丹沢山地の右側




■12:43 電波塔から、右側に進みトイレの横を進むと山頂下の展望広場に行けます。山頂は何回も行ってますので今回は省略。



山頂下の展望広場




■12:43 大山山頂南側の展望台からの相模湾と関東平野。藤沢、横浜、から新宿まで見えています。



大山山頂南側の展望台からの相模湾と関東平野





カシミ−ル画像に江ノ島と鐘ヶ嶽と自宅に印をつけます。それを下の写真の江ノ島と鐘ヶ嶽の二点に合わせて、大きさを決めます。
カシミール画像の自宅位置を写真に記載して、自宅を同定。自宅近くの境川の散歩道から眺めている大山から、自宅を眺めて喜びます。










■自宅からは富士山と大山は見えませんが、近くの散歩道の境川から富士山と大山まだ見えます。








■12:43 相模湾の江ノ島の左側が藤沢市です。我が家は画面から、さらに左側にあります。



大山から相模湾の江ノ島




■12:45 見晴台へ向けて下山



■12:45 登山道の右側に相模湾




登山道の右側に相模湾




■12:54 登山道の右側に江ノ島



登山道の右側に江ノ島




■12:55 雪が多いのでアイゼンをつけて下ります。



雪が多いのでアイゼンをつけて下ります




■13:06 登山道の右側に相模湾



登山道の右側に相模湾




■13:45 途中ベンチで休憩して、雪道を下りていきます。



雪道を下りていきます




■14:10-20 見晴台。


■14:45-15:00 下社のトイレ前に到着 。 シジュウガラとヤマガラがこの寒い中、姿を見せてくれました。



シジュウガラ





ヤマガラ





■16:02 バスで大山ケーブルバス停から伊勢原駅へ。


バスで大山ケーブルバス停から伊勢原駅へ
 


■16:26 小田急小田原線伊勢原駅長発。



■17:23 小田急江ノ島線長後駅着。



END