歌川 広重(うたがわ ひろしげ、寛政9年(1797年) - 安政5年9月6日(1858年10月12日)は、江戸時代の浮世絵師。本名は安藤重右衛門。「安藤広重」と呼ばれたこともあるが、安藤は本姓・広重は号であり、両者を組み合わせて呼ぶのは不適切で、広重自身もそう名乗ったことはない。
(*昭和の頃は「安藤広重でした」)
歌川広重の作品は、ヨーロッパやアメリカでは、大胆な構図などとともに、青色、特に藍色の美しさで評価が高い。
天保4年(1833年)、傑作といわれる『東海道五十三次』が生まれた。この作品は遠近法が用いられ、風や雨を感じさせる立体的な描写など、絵そのものの良さに加えて、当時の人々があこがれた外の世界を垣間見る手段としても、大変好評を博した。
歌川広重 - Wikipedia
不二三十六景(ふじさんじゅうろっけい)、および、冨士三十六景(ふじさんじゅうろっけい)は、歌川広重による富士山を主題とした浮世絵風景画36作品のシリーズ。それぞれ、嘉永5年(1852年)に佐野屋喜兵衛、広重没後の安政6年(1859年)に蔦屋吉蔵より出版開始された。
「甲斐御坂越」は、[冨士三十六景]にあります。
不二三十六景 - Wikipedia
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図4 広重の死絵(3代豊国筆 |
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